【MOVIE】 飛べ!フェニックス
【制作年】1965年
【鑑賞】DVD
【制作国】アメリカ
【上映時間】145分
【原題】THE FLIGHT OF THE PHOENIX
【配給】20世紀フォック
【原作】トレヴァー・ダドリー・スミス:著 『飛べ!フェニックス』
【監督】ロバート・アルドリッチ
【出演】ジェームズ・スチュワート / リチャード・アッテンボロー / ハーディ・クリューガー
ピーター・フィンチ / アーネスト・ボーグナイン / イアン・バネン
【あらすじ】
アラビア石油会社の輸送機がサハラ砂漠を横断中、砂嵐に遭遇し、不時着す
る。脱出計画をたてたものの、救援を求めることはおぼつかないとあって全員
がいら立ち始めた頃、若い航空技師ドーフマンが双発双胴のこの輸送機を単
発機に改造して飛ばすことを提案。はじめはとり合わなかった皆も、自殺する
ものが出たり、アラブ人の野盗に襲われたりで、一人、二人と仲間が減ってゆ
くと、残された唯一の道は飛行機組立以外にないことを悟る。
ね、機長で主人公はジェームズ・スチュワートさん副機長はリチャード・アッテンボ
ローさんになります。
リチャードさんは言わずと知れた『ジュラシック・ワールド』のジョン・ハモンド氏です
ねなるほど確かに見覚えのあるお顔でした
ちなみに他の記事でも書きましたがH14年に90歳でお亡くなりになっています。

リメイク版でも2時間超えの長い作品でしたがオリジナルのこの作品はさらに長く
145分となっています。
メンバーも軍人がいます大尉と軍曹ですねその陰か分かりませんがリメイク版の
ようにドーフマンが暴走しません、しかしその分各登場人物性格に一癖あって
面白いです。

先にリメイク版を見ているのですがあのときはドーフマンに超むかついていました
が元々はドーフマンは自分存在意義を盾に威張ってっていう感じではないんです
ね、むしろタウンズの方が情けないと言うかみっともないこちらにムカつきました
自分が威張りたいけどドーフマンの方が仕切るからすねてるんですね
その言動が足を引っ張ってる、ドーフマンを認めて早く歩み寄っていればこんな
もたもたしてないのにって感じです。
しかしオリジナルを見てみるとドーフマンとタウンズの性格の違い以外は完全に
オリジナルをリメイクしてたんだなって感心しました。
リメイクは女性キャラを入れて主人公とのロマンスてきなものを挿入したかった
みたいでしたが今回は男の物語となっています

実際の事件をモチーフにと言うことでサハラ砂漠に墜落まで同じであとは物語を
膨らませています
実際には乗組員達は飛行機の残骸から離れた場所で死体として見つかったそう
です
飛行機の周りに生活痕があったので結局我慢できずに飛行機から離れてしま
ったようでね、そもそもはその事故を元にトレヴァー・ダドリー・スミス氏が同名
タイトルの小説を書かれ映画化されています。
ラストは水のあるオアシスの町まで何にも襲われることなく無事出発できました
リメイクの方が人物描写がギスギスして無くてよかったです
それもこれも副機長のルーさんがドーフマンとタウンズの間を一生懸命取り持
っていたからですね、正直彼がいなかったらおそらく脱出できずに全滅だった
と思います。
ちなみに日本語吹き替えがありますがTV版の吹き替えのためでしょうか
欠損部分が多くその間は字幕になっています。

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