【NOVEL】 ブラディ・リバー・ブルース
著者:ジェフリー・ディーヴァ
出版社:早川書房(初版2003年)
翻訳者:藤田 佳澄
発表年:1993年
原題:Bloody River Blues
形態:文庫
単行本:なし
他出版社:なし
ジャンル:ミステリー
シリーズ:ロケーション・スカウトシリーズ
【あらすじ】
急に開いた車のドアにぶつかり、ペラムは持っていたビールを落としてしまった。
壜は壊れ、ビールは排水溝に。だがペラムの不幸はそれで終わりではなかった
ビールを台無しにした男たちが、その直後に組織犯罪告発の重要証人を射殺し
たのだ。ペラムは目撃者として、警察やFBIばかりか、殺し屋にも追われることに
なる。じつは何も目撃していないのに…
今回は巻き込まれ型の事件でオープニングでお酒を買い込んで出てきたところ
を黒塗りのリンカーンから出てきた男にぶつかりビールを落としてしまう、男は
そのまま行ってしまったが運転席に乗っている男にぺらむは文句を言う車はそ
のまま去ってしまう、それを見ていた警官が落としたビールを一緒に拾ってくれ
た。
実はこの出来事がペラムの災難の始まりでした。
ぶつかった男はその後一人の男を射殺、警官はそこに駆けつけ取り押さえる
かに見えたが後ろに潜んでいた男の仲間から撃たれる、男を殺した連中はペ
ラムが車に乗っていたリーダーの姿を見たと思いこみ、警官は助かるも下半身
不随にそしてペラムがリンカーンの男に文句を言っていたので人相がわかるは
ずだと主張する、殺された男はFBIがある犯罪組織のボスを逮捕するための証
人だったことから車に乗っていた男は組織のボスではないかと推測彼の顔を見
たであろうペラムに見たことを聞こうとするが警察にもFBIにも彼は見ていない
と主張する、事実彼は車に近づき運転手に文句をいっていたがガラスが黒塗り
なために実は見えていなかったのです。
前から確認しようとする前に走り去ってしまってたんです。
実は見ていないのに見ていると3者から誤解され殺人犯から警察からFBIから
追い回されいじめられるハメに・・・
それでも見ていないと突っぱね通す姿が気持ちよかったすね、警察FBIのパワ
ーハラスメントに屈しない姿は痛快です




