【NOVEL】 禁断の魔術 ガリレオ8
著者:東野圭吾
出版社:文芸春愁
初版:(2012年)
形態:単行本
文庫:なし
他出版:なし
シリーズ:ガリレオシリーズ
ジャンル:ミステリー
【あらすじ】
湯川が殺人を?「自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対す
る罰だ」。
感じです。
毎回このシリーズの感想で書いてきましたが小説がTVによってしまったため魅力が
なくなってしまいましたから、福山さんは好きな俳優さんですけど湯川とは違う
小説の方が湯川を福山さんよりにどんどんよっていってるのが・・・また内海刑事を
小説に登場させたりそれは違うと思ってたんですよね、この辺は個人の好みなので
しょうけど、私はTVと小説は別物という考え方が嫌いです。
TVはあくまでも小説ありきではなくては満足できません、そういう意味ではTBSさん
の加賀恭一郎シリーズは満足でした。
阿部ちゃんが加賀恭一郎のイメージにぴったりですから、また阿部ちゃんも小説の
加賀恭一郎をよく理解しているのがわかりますし、また非科学的な事件を湯川さん
が科学的に事件を立証するのがこのシリーズの醍醐味ですけど最初の短編2冊以
降は探偵役が科学者なだけの普通のミステリーが多いのが残念でした
『容疑者Xの献身』以降の東野作品は賞を取ってから小説がつまらないと思ってます
本書は『透視す』『曲球る』『念波る』『猛射る』の4編が収録されています。
そういう意味でどの話も魅力的ではなかったです。
『猛射る』はシリーズ最後を飾るということで湯川教授の人となりを描いた内容ですね
もともとこのシリーズここまで長く続けるつもりだったのでしょうか?
科学をベースにしたミステリーといっても限界があると思いますのでもう少し早い段
階で終わっていてもよかった気がします。




