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ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
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【NOVEL】 仮面山荘殺人事件

仮面山荘殺人事件
著者:東野圭吾
出版社:講談社
初版:(1995年)
形態:文庫
ノベル:1990年
他出版:なし
シリーズ:ノンシリーズ
ジャンル:ミステリー


【あらすじ】
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた
8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が
殺される。だが状況から考えて犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互い
に疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。

途中なんだかおかしいなとは思っていたんだけど第六章ですべてがわかったときなん
だかやりばのない怒りがこみ上げてきます。
この怒りというのは作品自体に対してではないので心配しないでください主人公に対し
ての怒りです。
作品としてはアガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」を思い出させます。
読み手によってはフェアかアンフェアかと悩むところかもしれないけど、娘の死がただ
の自殺ではないとわかったときの家族の怒りの向け方というのがこういう作品になっ
たと思うんです。
主人公と朋美は劇的な出会いを果たし結ばれようとしていた。
事故は教会を下見に行った朋美のみに起きたわけです。
そして家族や親類が集まった別荘で強盗が立てこもるわけですがだいたい話の筋とい
うのは読めてしまいました。
と言うのも物語の進み方がどうにも芝居くさかったから・・・男のこういう裏切りはどうに
も好きになれない、だから主人公に対して怒りしかわいてこない、結局殺意があったか
なかったかってことだった。
身体的ハンデを負い自分を救った主人公を心から愛した朋美にたいしての主人公の
裏切りはたとえ自殺であったとしても許せることではないですよ、だからラストは生ぬ
るいと言う思いがあるんです。
面白い作品ではあるけどちょっと心にしこりが残った作品でした。


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