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ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
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【NOVEL】 曲がった蝶番

曲がった蝶番
著者:ジョン・ディクスン・カー
出版社:早川書房(初版1995年)
翻訳者:妹尾 アキ夫
発表年:1938年
原題:The Crooked Hinge
形態:文庫
単行本:なし
他出版社:東京創元社
ジャンル:ミステリー
シリーズ:ギデオン・フィル博士


【あらすじ】
自分こそが本物のジョン・ファーンリ卿である、現れた男はそう主張した。 今の当主は、かのタイタニ
ック号の遭難の際に、混乱に乗じて入れ替わった偽物だというのだ。 真偽の決着がつこうとしていた
まさにそのとき、現当主が謎の死を遂げた。状況からは、自殺も他殺も共に不可能としか思えない

タイタニックの沈没を利用し入れ替わり、数十年後に本人が現れ本当の当主であると主張するという
お話です
今なら全く通用しない事件ですが当時はこの程度でも入れ替わりが可能だったんでしょうね、この
難問にフェル博士が挑みます。
本物偽物はともかく現当主が自殺も他殺も不可能な形で死んでしまうことで本物偽物の是非もなくな
りました。
彼は本物だったのか?そして彼は他殺か自殺かトリックは?
不可能犯罪の名手カーらしいトリックでうならせてくれますよ、犯人はもう一人しかいないのですが
彼が死んで一番徳をして殺害動機は一人にしか居ないので犯人は容易に推測できます
なのでこの作品はくトリックを推理するのを楽しむミステリーと言うところだと思います。
私としては本物偽物だけでも面白かったと思うんだけどな~なんて思ってます(^^;

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