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ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
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【NOVEL】 緑のカプセルの謎 [著]ディクスン・カー

緑のカプセルの謎
著者:ジョン・ディクスン・カー
出版社:東京創元社(初版1981年)
翻訳者:宇野 利泰
発表年:1939年
原題:The Problem of the Green Capsule
形態:文庫
単行本:なし
他出版社:なし
ジャンル:ミステリー
シリーズ:ギデオン・フィル博士


【あらすじ】
小さな村の菓子屋で毒入りチョコレートが売られ、子供たちのなかから犠牲者が出るという珍事が持ち
上がった。 ところが、犯罪研究を道楽とする荘園の主人が毒殺事件のトリックを発見したと称して、そ
の公開実験中に、当のご本人が緑のカプセルを飲んで毒殺されてしまった。 事件も単純、関係者も
少数であったが、関係者はそれぞれ強固なアリバイを証明しあうので、謎の不可解性は強くなるばかり
さて、カプセルを飲ませた透明人間は誰か?

毒殺事件を扱ったカーの代表作で特にフェル博士による毒殺講義が話題になっています。
この作品は村の雑貨屋に置かれたチョコレートに毒が盛られ子供達が犠牲になってしまいます。
犯罪を研究している男がトリックを暴いたと豪語するも間抜けにも自分も毒殺されてしまい、関係
者も少数で容疑者も簡単に割り出すも全員に確固たるアリバイがあり逮捕に繋がりません
業を煮やした警察はフェル博士にご登場願います。
なのでフェル博士の登場は中盤当たりと遅い作品です。
一見単純な事件で警察も早期解決出来ると高をくくっていたのになかなか思うように進まない
無能な上司に邪魔をされなかなか捜査が進まないというのもあるけど、果たして犯人は誰で
トリックは?そして動機は?

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