『京都花の密室殺人事件』 タイトー
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発売日:1989年 / メーカー:タイトー / ジャンル:アドベンチャー / 対応機種:ファミコン

タイトーさんが発売した山村美紗サスペンスの第二弾になります。今回はキャサリン
に自分が習っている生け花教室の展覧会を見に行こうと誘われ展覧会に行ったらキャ
サリンの生け花の先生が目の前で死んでしまうという事件が発生しその後連続殺人へ
と発展していまい主人公とキャサリンは狩矢警部の協力のともに捜査を開始するとい
うお話でした。
このミステリーのトリックは密室です。
第二の事件は茶室で起こっており密室状態でした。
前作同様アイコン選択方式なので結構楽ですし不必要なコマンドアイコンは表示され
ない、一日の行動は決まっているので行き詰まったように感じたら自宅に帰って推理
してみると一日たちます。
ミステリーアドベンチャーゲームとしてはとても親切なので迷うことは一切ありません
アドベンチャーゲーム初心者の方にはいいと思います。
ミステリーとしては正直がっかりでした。いくらファミコンとはいえこのシナリオは・・・
密室トリックもおおざっぱすぎるしそんな程度のトリックを警察の初動捜査で見破れ
ないわけがないんですけどね(^^;
犯人の殺害動機も酷いものがありました・・・結局はお金なのですが・・・はっきり言っ
てやりすぎです。
そもそも最初からあからさまな他殺つにしてしまえばそれはそういう展開にしかなら
ないのにね、スケープ強盗を用意してはいましたが警察はそんなバカじゃありませ
んよ、密室トリックも実はまるで意味がないんです。
密室トリックを作っても警察の目をごまかせるわけでもなく全く利点がないうえにか
えって自分が犯人だとアピールしているようなものでした。
折角のミステリーゲームだからと山村美紗さんも張り切っちゃったのかな?密室トリ
ックを無理矢理付け足したような感じでちょっと浮いています。
そういうわけで犯人はあの人しか居ないと言うことは中盤ぐらいで分かってました。
全体的にボリュームも少ないので半日あれば終わる内容です。
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