【NOVEL】デスペレーション [著]スティーヴン・キング
【著者】スティーヴン・キング
【出版社】新潮社 (初版2000年)
【翻訳者】山田 順子
【発表年】1996年
【原題】Desperation
形態:文庫
単行本:1998年
他出版社:- - - - -
ジャンル:ホラー
シリーズ:ノンシリーズ
【あらすじ】
ネヴァダ州の砂漠を突っ切るハイウェイ50。一人の警官が、通りがかる人々を次々と拉致し
ていた。彼らが幽閉されたのは、デスペレーションと言う名の寂れた鉱山町。しかも町の住
民はこの警官の手で皆殺しにされていた。妹を目前で殺された少年デヴィッドは、神への
祈りを武器にとらわれの人々を救おうとするが・・・善と悪、神と邪神、生命と愛という荘厳
なテーマに挑む
警官の暴挙はかなり怖いです。
デスペレーションと呼ばれる廃坑の町、そこにはなぜか人が誰もいない、一体何があった
のか、その町で掘り当てたものの正体とは?オカルト的な怖さとサスペンス的怖さを持っ
たこの作品は隠れた名作だと思います。
また主人公が神の声が聞こえる少年と言うこともキングらしさが出ていると感じました。
「シャイニング」を思いだします。




