【NOVEL】ブラック・ハウス [著]スティーヴン・キング
【著者】スティーヴン・キング / ピーター・ストラウブ
【出版社】新潮社
【翻訳者】矢野 浩三郎
【発表年】2001年
【原題】Black House
形態:文庫
文庫:2004年
他出版社:- - - - -
ジャンル:ダークファンタジー
シリーズ:タリスマンシリーズ
【あらすじ】
LA市警の敏腕刑事ジャックは辞職してウィスコンシン州の田舎町に移り住もうとしていた。
折しも町では食人鬼フィッシャーマンによる少年少女誘拐事件が続発。事件の背後にある
の不思議な現象を探る内にジャックは20年前に母親の命を救うために旅立った異界から
の呼び声を聞くことに
「タリスマン」より20年後のお話でやはり異世界とこっちの世界でのつながりを描いたファン
タージ作になっています。
上巻では食人鬼フィッシャーマンの非道を描いておりサスペンス色が強くなっています。
下巻では異世界、主人公ジャックの言葉を使うと「テリトリー」とのつながりが判明し
ファンタジー色が強くなります。
前作「タリスマン」を読んでないけど面白く読めましたでも設定はやはり「タリスマン」を読ん
でないとわからないと思う
ホラー的な怖さは全然なかったので物足りなさはあるものの個性的なキャラクターが魅力
あふれる描写をされていて面白く感じました。
フィッシャーマンの背後にいる者は?
インテリな暴走族サンダー・ファイブや自称天才記者グリーン盲目のDJヘンリーなど個性
的なメンバーでおくる物語は魅力があります。




