【MOVIE】 ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック
【制作年】2013年
【鑑賞】DVD
【制作国】日本
【上映時間】109分
【配給】ハピネット
【原作】- - - - -
【監督】方政俊
【出演】吉井一肇 / 平祐奈 / 阿部考将 / 松島海斗 / 吉田翔 / 遠藤雅伸
名越稔洋 / 鈴井匡伸
【あらすじ】
よゐこの有野晋哉がレトロゲーム攻略に挑む人気バラエティ『ゲームセンターCX』の劇場
版。ファミコン好きの少年・ダイスケの恋と、有野課長の「マイティボンジャック」挑戦の行
方を描く。
あるのでいちファンとしてではなく映画好きの目で見てしまいます
そういう意味ではこの作品は映画としてまるでなってないといえます。
そもそもこのオープニングから間違っています
レンタルだからyo
かったものの劇場で見ていたらなにこれ?って感じになします
通常の番組の始まりから挑戦に移り結構な尺をつかって挑戦風景を流されても・・・
これって劇場映画だよね?って戸惑ってしまいます
私は正直店員さんが間違えたのかと思いましたが、レンタルだしまあいいやと再見のつも
りで鑑賞してました。
すると突然本編が始まります・・・これって逆じゃない?
本編が最初で挑戦を挿入しないとだめでしょ
調べてみると脚本は岐部さんに酒井さん・・・よくよく見てみると監督以外ゲームセンター
CXに関わってる方々・・・なんだ映画素人達か・・・
東島さんがいてこの内容って映画制作に関わっているのによほど発言権がなかったのね
とか思って別の意味で笑えました。
さて致命的なのは本編と有野さんが挑戦してきた昔の映像を交互に流している点です
肝心の本編と挑戦映像の尺が半々ぐらいでどちらがメイン?という状態
これは映画のことを知らない構成作家さん二人が脚本を書いたことが影響してると思い
ます。
正直有野さんの挑戦映像はいりません、少年がガレージに入ってなぜか生挑戦中の
会場にというシーンも当時のあの子供を再現したのでしょうけどあれも全体的に意味の
無い演出です。
あのためだけの有野さんの挑戦映像だったらやっぱりあんなに尺はいりません
番組のコアなファンだけが喜べる内容ですね・・・それでは興行的にどうなのって感じです
10周年記念だそうですけど映画にする必要は無い内容でした。
番組内でSP的な位置づけで放送するべき内容です。
本編の出演者さんは中学生がメインと言うこともあり演技は多くを望めないわけで
それは仕方が無いですね、ただ80年代の中学生の感じはアルアルが満載で面白かっ
たかも、特に男子は懐かしかったんじゃないかな~
セット内の小物など80年代を代表するものばかりだし、TVのアニメとかやってたやってた
って感じでした。
そういう意味では40代の方にはノスタルジーに浸れて良かったのではないでしょうか
逆に若い子が見ても全くそういう部分は分からないので映画としてやはり楽しめない
作品だと思います。
結果的にかなり限られた人たちにしか受けない映画といえます。
番組が好きだからと言うだけで映画鑑賞しちゃうと・・・





