【GAME】 山村美紗サスペンス 金盞花京絵皿殺人事件
【発売日】1988年
【メーカー】ナグザット
【ジャンル】ミステリー・アドベンチャー
【シリーズ】- - - - -
【対応機種】SUPER CD-ROM2
さんの2本はクリア済みです。
ヘクトさんから発売の『京都財テク殺人事件』はソフトが高くて未プレイです・・・
このゲームはコマンド選択のオーソドックスなアドベンチャーゲームとなっています
ただ調査となると要所でADS(アクティブディスカバリーシステム)画面に変わります。

優子を操作してカーソルを動かし調べられる物や会話出来る人に触れると右下の枠
に写りカーソルをその枠に移動してクリックすると調べたり会話したり出来ます。
結構移動範囲が広く優子の移動も早歩きが出来ても遅く面倒です
フラグが立つまでいろいろ動き回って調べないといけないので凄く時間が掛かってし
まいます。
結局このゲームは12時間掛かりました・・・主な原因はこのADSを抜けるためのフラグ
立てに時間を取られてしまうこととフルボイスなためにしゃべり終わるまで次に進めない
てんです。
一度しゃべった台詞は次からしゃべらないとはいえコマンド選ぶたびにしゃべるので煩わ
しいです。
アドベンチャーゲームで全部しゃべらせたら駄目ですよ、特にミステリーは駄目です
全体的にテンポの悪いアドベンチャーゲームになっていますね

題材から仕方が無いのかも知れませんが主人公優子はグルメ雑誌の記者です
食材などでも選ぶたびに解説が入ったりしてげんなりします・・・そう言うのはいらないから
話を進めなさいって感じです
舞台となるお店や建物などは実在するみたいでその都度誰に話してるの?
という解説を入れるのは非常に不自然です・・・っが本当にい実在するお店などですので
CMの代わりにアピールするのは仕方ないですし、サスペンス劇場の掟でもありますしね

事件は優子も参加した宴席で和菓子屋さんの奥さんが毒殺されてしまうことから優子が
事件に巻き込まれる・・・というより出しゃばっていくというおきまりのパターンです。
ただのグルメ記者である彼女が事件を捜査し警察の捜査を邪魔する、狩矢警部とは
初対面でありなおかつ警察関係者でもない一般人に情報を提供する狩谷警部・・・
その情報を行きつけの料理屋の若き板前の杉にベラベラしゃべる優子など突っ込みどこ
ろしかないサスペンス劇場ののり・・・失笑しながらプレイしてました(笑)
もともと山村美紗さんの作品はミステリーではなくサスペンス劇場ですしね


ちなみに狩矢警部はこの人・・・誰かにそっくりですね~狩矢警部の役したことありましたっけ?

そしてなんと!優子は捜査の邪魔をしていただけで実際の推理は杉さんが・・・主人公杉さ
んで良くない?
定番の山村紅葉さんも声優として参加しています・・・一人だけ台詞が棒読みなので誰の役
かすぐ分かると思いますよ(笑)
あとキャラデザインが個人的に酷いと思います
まあ萌え系のキャラじゃなくて良かったけど(--;
アドベンチャーゲームとしては致命的にテンポが悪いですがいつでもセーブが出来るという
のはいいですね







