【MOVIE】 清須会議
【制作年】2014年
【鑑賞】TV
【制作国】日本
【上映時間】138分
【配給】フジテレビ
【原作】- - - - -
【監督】三谷幸喜
【出演】役所広司 / 大泉洋 / 小日向文世 / 佐藤浩市 / 妻夫木聡 / 浅野忠信
寺島進 / 鈴木京香 / 中谷美紀 / 剛力彩芽
【あらすじ】
天正10年（1582年）、本能寺の変。一代の英雄・織田信長が死んだ。筆頭家老・柴田勝家と
羽柴秀吉が後見に名乗りを上げ、両者の思惑が絡み合う中、清須会議が開かれることにな
るが…。
ことで鑑賞しました。
清須会議は秀吉が自信が天下人になるためのターニングポイントだったので興味深かっ
たです。
もちろん三谷作品なのでコメディタッチに描かれてはいますが結局このあと織田を滅ぼし自
らが天下人になるのですから実際笑い事ではないんですよね、勝家との確執もありますし
ラストで彼が言った言葉は実は残酷なことです。
柴田勝家を滅ぼし織田を滅ぼし自分が天下人になる・・・
この作品は秀吉の怖さが存分に描かれていたと思えてなりません
基本的にこの作品は信長が死に誰を跡継ぎにするのかという会議を描いた作品で
秀吉の台頭を何とか阻止しようとする勝家たちと秀吉の駆け引きを描いています。
用意周到に会議が始まる日にはすでに勝負を決めている秀吉、悠長に構え丹羽の助言に
耳も貸さずにお市様の気を引くことを優先してしまう勝家、最初から勝負はほぼ60%は
秀吉に傾いてましたね、秀吉がどんどん行動しているのに言うことを聞かない勝家に
愛想が尽きた丹羽その好きを見逃さなかった秀吉ここで勝負ありと言うことでしょうね
ただそれはあくまでも清須会議での勝利であり自分が天下人になるために実質何をすれ
ば良いのかそのための布石までしっかりうっているあたりは流石でしょう、後見人が信孝
ときまっても三法師様のお気に入りは秀吉・・・そういう状況をつくっておいたのは見事で
すね、キャスティングもはまっていたと思います。
ただ一人だけ・・・もうおわかりですよね
完全に放送事故LVな剛力さんには一目見て飲んでいた水をふいちゃいました(笑）
おまけに台詞回しも下手だしよく選ばれたなって・・・・あ～そこはごり押しでしたね
この作品で唯一損してるのが彼女です。
素顔は正直周りが言うほど不細工とは思っていなかったのだけど・・・
まあお市様役の鈴木京香さんの場合は結構怖かったし・・・
一番輝いていたのはねねやくの中谷美紀さんですね、彼女のダンスシーンは楽しかった
です。
主人公の秀吉は大泉さんはまりすぎで本当に秀吉ってこんな顔だったかもと思わされ
ました。
政治の駆け引きも立派な戦争だという意味ではよく描かれていたと思います
コメディ部分は小笑いばかりで楽しかったです
