【MOVIE】 大統領の執事の涙
【制作年】2013年
【鑑賞】DVD
【制作国】アメリカ
【上映時間】132分
【原題】LEE DANIELS' THE BUTLER
【配給】ケンメディア
【原作】- - - - -
【監督】リー・ダニエルズ
【出演】フォレスト・ウィテカー / オプラ・ウィンフリー / ジョン・キューザック
キューバ・グッディング・Jr / テレンス・ハワード / ジェームズ・マースデン
アラン・リックマン / リーヴ・シュレイバー / ロビン・ウィリアムズ
【あらすじ】
ホワイトハウスで7人の大統領に仕えた黒人執事の視点から、揺れ動くアメリカとその時代
に翻弄される家族の物語を、実話をベースに描く
奴隷のような扱いを受けていた公人達の中に彼がいました。
母親がレイプされそれをとがめようとした父親は殺された。主人に同情されハウスニガー
となり給仕をするようになりいずれこのままでは自分も主人の息子に殺されると感じた
セシルは屋敷を離れ一人で生きていく決意を、しかし農場の外は想像以上に黒人の人に
とって地獄でした。
住むとこも食べることもままならず一軒のお店に忍び込んでしまう
そこで出会った黒人の使用人との出会いが彼の人生を変えてしまいます。
ホテルの給仕となった彼はその働きぶりからホワイトハウスの人に目をとめられスカウト
されたのでした。
それから20年以上ホワイトハウスで7人の大統領に仕えます。
彼が経験した差別とホワイトハウスで大統領達が人権問題で苦悩する姿をみつづけ彼は
気品と誠実さを持って黒人のなんたるかを大統領およびホワイトハウスの職員に見せて
きました。
そして彼の息子は一人は国のために戦地に赴き一人は国を相手取り黒人の人権のた
めに戦い、家族がそれぞれの意志で国を変えようとします。
一見バラバラのようでいて根本は同じアメリカをよりよい国にみんなが平等に住みやすい
国にという想いがあるのだと感じました。
キング牧師・マルコムXにKKK団と人権のために戦った人たちと黒人に人権はないと
訴える人たちも描かれており2時間弱の作品ですがメッセージは伝わったと思います
時間制限のある中で7人の大統領との交流など描くので駆け足に時代が流れていきま
したが十分だったと思います。
そんなセシルをオスカー俳優フォレスト・ウィテカーさんが好演しています。
青年時代から老人と演じ分けておいてさすがです。
動き表情など見事ですね・・・
あと彼が最初に仕えた大統領アイゼンハワーは故ロビン・ウィリアムズさんが演じられ
ています。







