【NOVEL】メイプル・ストリートの家 [著]スティーヴン・キング
【著者】スティーヴン・キング
【出版社】文芸春愁
【翻訳者】 永井 淳
【発表年】1993年
【初版】2006年
【原題】Nightmares & Dreamscapes
【形態】文庫
【他出版】- - - - -
【ジャンル】サスペンス・ホラー
【シリーズ】短編シリーズ
【あらすじ】
死を間近にした祖父が、林檎の花びらが舞う果樹園で、孫息子に語って聞かせた“指示”
とは(「かわいい子馬」)、母親をいじめる邪悪な継父を亡き者にしようとするきょうだいた
ちがとったとんでもない作戦(表題作)など、子どもを描かせても天下一品の著者の才能
が存分に発揮された作品を含む短篇全5篇。
「かわいい子馬」ですね、なんと言っても人と時間の関係を描いてるので結構うなずくこと
が多かったです。
どういうことかというと人は子供時代と大人になってと時間の感じ方が違うということ、皆さ
んも当然このことに関しては一度なりとも感じてみたことがあると思う
子供の頃の一日の長さは非常に長く感じられた。大きくなるにつれだんだん短く感じるよう
になるんですが、特にはっきり意識するのは社会人になってからではないでしょうか、一日
が実に早く感じ出しますよね、一ヶ月もあっという間一年もあっという間にすぎてしまう、気
がつけば30歳そしてまた一年たつのが早くなる・・・年をとるごとに時間がたつのが早くなる
と自覚するのは30近くなってでしたね、この作品ではこの人の年齢と時間の関係をキングら
しいニュアンスで描いていました。
他の作品では「十時の人々」「クラウチ・エンド」がホラー作品でしたね、ただ「十時の人々」
はキングなりに遠回しに中途半端にたばこを吸うのならやめなさいというようにとれました。
たばこを吸うと蠅人間になるから「禁煙」したほうがいいよってことなのか?
私はタバコが嫌いなのでなくなってしまえばいいと思ってるので・・・だからそう感じたのか
もね、他の人はこの作品をどうとらえるんだろう?
表題作にもなっている「メイプル・ストリートの家」のラストはあり得ないよね、どういうことだ
ったんだろう?なぜ家が・・・




