【MOVIE】 ひきこさん
【制作年】2008年
【鑑賞】DVD
【制作国】日本
【上映時間】62分
【配給】スターボート
【原作】都市伝説
【監督】永岡久明
【出演】可愛きょうこ / 河西舞桜 / 千晴 / 絵里花 / 藤原詩音/ 高橋麻依
【あらすじ】
森妃姫子はいじめと虐待を受けてひきこもりとなる。その恨みから、次々と幼い子供を襲い
肉塊になるまで引きずり回す。女子高生の薫、朋美たちは、近所で事件が起こり興奮する
が…
シリーズは意外にも結構ありますが全部低予算OVにきをでていません・・・この作品も
もちろん低予算で映像的に酷いです。
カメラが特に酷いですね・・・素人か!って感じです。
一応都市伝説の『ひきこさん』を表現してはいますが・・・最初から最後まで主人公が
親からDVを受けながら学校でいじめられる姿を描いていてこれはいじめ啓発映画?
って感じに仕上がっています。
主人公は自分の境遇とひきこさんの都市伝説が似ていることからかなりひきこさんに
執着してしまいます。
近所で子供が引きづられて死亡する事件が起こりそれを引き子さんが現れたと一人
興奮そして友人の妹が目撃したと泣いているのにどこで三田のどんな人物だったと
一人責めて友人達から不況を買ってしまうわけです
しかしもうひき子さんのことで頭がいっぱいの彼女は全く周りに目がいっていません
そして本当に友人の妹が引きずり殺されてしまい友人達の不満は爆発してしまいま
す。
主人公を引き子さんというあだ名をつけて陰湿ないじめに発展してしまいます。
60分と短い作品でしたがいじめの部分の描写だけでかなり時間を費やしてしまっており
引き子さんは本当にいるのか?って事も描かれていません・・・
まあそれまでの主人公の言動や行動はかなり痛いので遅かれ早かれいじめられてい
たのかも・・・
一番酷いのは直接いじめに参加しない親友ですね、彼女のしれっとした裏切りが一番
酷かった。
なのでラストは自業自得です。
しかしいじめた者を次々と謳ってましたが結局最後に元親友を引きずって終わっちゃい
ました。
ラストだけ自身が引き子さんに変貌してやっといじめっ子達に復讐を始めたところで終
わったわけですね・・・
いじめの部分で時間使いすぎたんじゃないかな・・・
これ続編ちゃんと続きから始めてくれないと1作目が未完成になってしまいますけど
主人公の薫を演じた可愛きょうこさんが角度によって浅田真央ちゃんに見えちゃいました
舞台がまた女子校でほぼ女性しか出ません、エキストラも含めて可愛い子がそろってた
ように思えます。






