ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

生ある者を暗黒の世界へ引きずりこむ女、ジャクリーン・エス。裏切られた
愛ゆえか、超能力で男の肉体を冷酷無惨に破壊する！恐るべきリアリティ
で描きあげた血も凍る鮮血のスプラッタ・ホラー

『地獄の競技会』
そのマラソン大会はガン撲滅を目的としたチャリーティーマラソンのはずだった。
しかしそれに参加していたのは人間だけではなかった・・・
地獄のランナーが優勝してしまうと人間界と地獄が入れ替わってしまう何故そん
なまどろっこしいことするのかは突っ込んではだめなのかな？
地獄のランナーのわりに能力としてはプロよりも少し劣るていどでスタミナも人間
並み・・・なので有力選手を見えない地獄の使者が事故に見せかけて殺してゆく
果たして人間達は勝利することができるのか・・・地獄の使者達の行為自体が
無駄な気がするのだけど

『ジャクリーン・エス』
表題作ですね、夫に裏切られたと思い込んでいる主人公はトイレで自殺をはかる
が命を取り留めてしまうしかしその代わりに自分が思ったことが実現してしまうと
いう能力を持つそれは怒りなど負の感情でしか作動しない、その力の使い方を学
ぶために様々な影響力を持つ人たちに近づき勉強しようとする、そうして男達を惑
わせていくうちに本当に愛してくれる男性に巡り会うがそのとき彼女が望んだこと
は・・・

『父たちの皮膚』
悪魔達に犯されたヒロインは悪魔の子を身ごもる、それはとてもかわいらしい男の
子だった。
夫はその場に居合わせたのでその子がどういうものか知っている、子供に恐怖し
恐怖心を紛らわすために子供に暴力をふるう、しかし本当の父親達がやってきて
・・・町の住民VS悪魔達の戦いが始まる

『新・モルグ街の殺人』
ポーの名作でありミステリー小説の柱となっている名作をバーカー氏が現代によ
みがえらせる、主人公ルイスは70代の高齢で彼の父親は彼が幼い頃にポーと顔
を合わせる機会があったそうでその際に実際に起こった事件をポーに語ったそう
です
それが元で「モルグ街の殺人」が書かれたとルイスは本気で信じ切っていた。
それを自慢にしこれまでの人生で誰にでも自慢話として語ってきた。
その結果・・・そんなときに彼の弟が高齢にも関わらず19歳の赤毛の少女とつき
あっておりその少女を殺した罪で捕まってしまう・・・何故こうなったのか気になる
ルイスは弟に真相を聞き出そうとするその意外な真相とは・・・

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