【MOVIE】 フリーダム・ライターズ
【制作年】2007年
【鑑賞】ブルーレイ
【制作国】アメリカ
【上映時間】123分
【原題】FREEDOM WRITERS
【配給】パラマウント
【原作】- - - - -
【監督】リチャード・ラグラヴェネーズ
【出演】ヒラリー・スワンク / パトリック・デンプシー / スコット・グレン / マリオ
エイプリル・リー・エルナンデス / ジェイソン・フィン / ハンター・パリッシュ
【あらすじ】
暴力と人種間の抗争が蔓延るロサンゼルスを舞台に、新米教師と生徒たちが心の
交流を通して互いに学び合い、成長していく姿を描く

この作品は私の大好きな映画の中の1つです。子供達の人種問題を題材にしており
高校生でありながら人種による派閥が存在し命のやりとりにも発展する、彼らは
生きることは戦争だと言います。
事実この町では最下層の人たちは各人種のギャングに入っていてまともな生活をし
ていません、そこへ赴任してきたエリンは教師となって2年目という新米教師で夢と
現実を目の当たりにさせられます
しかし彼女はそこで逃げ出さずに彼ら生徒を更正させ全員無事に高校を卒業させよう
と奮闘するのでした。
まずは根強い人種間によるわだかまりを払いのけようとします。
まずは生徒達が1つになることそれを目指しました。人種間どうしで生きるか死ぬか
の生活をしている彼らをまとめるのは非常に難しいことですが、彼女はがんばります
ラテンアメリカ系のティコが黒人のジャマルをバカにした絵を描きクラスに回したこと
が分近点になりエリンはその絵と行為はナチスがユダヤ人を迫害した手法と同じだ
とこうした差別行為が第二次世界大戦のホロコーストを生み出したのだと言い放ちま
すが・・・彼らはホロコーストを知らなかったのです。

本来は荒れた生徒達を更正して学校から送り出すのが学校の仕事であり教師の
つとめであるはずなのにこの学校では問題児達はほっておいて勝手に出て行け
というスタンスで学校の協力を得られません、特に教科長は生徒に親身になり助
けようとするエリンに嫉妬して目の敵にします。
一切の協力を得られないエリンはだったらと自腹でお金を出して教材や教材とな
る本を購入し生徒達に読ませます。
彼女の生徒を更正させたいみんなを無事に卒業させたいという思いは誰にも
邪魔させないのでした。
下着販売やホテルのコンセルジュなどのバイトをしてそれらの教材を買いそして
決定てきとなったのが生徒達が知らないホロコーストの真実を見せることでした
記念館に連れて行きホロコーストがどういった施設だったのかそこで行われた
不条理ともいえるユダヤ人に対する行為を知った生徒達は考え方を変えていき
ます。
またエリンのみんなを人種に関係なく1つにまとめるために様々なアイデアを実行
します
偉そうに語っても生徒には響かないエリンはよくわかっていますね、それはゲーム
として様々な手法で生徒達を一緒に参加させ楽しみながらまとまっていくのでした。


生徒側のメインとしてエヴァの存在があり彼女を視点に彼女の語りと共に生徒達の
心情が語られます。
教材のアンネの日記を読んだ生徒達はホロコーストとユダヤ人に対する差別を
知り自分たちで考え何かをなそうとします。
まずは自分たちが協賛で催し物を開き集まったお金でアンネをかくまったミープ・ヒース
さんを招待しようと行動します。
そのために彼女に生徒達が手紙を書きそれをミーブさんに送り彼女を招くために
エリンが彼女を探し出したりいろいろな手続きをしたりし実現にこじつけます
その行動力に生徒達も感心するのでした。
そしていつしか生徒達はエリンを尊敬し最後まで一緒にいたい、卒業するまで彼女に
教わりたいと願うようになるのでした
彼女が担任になったことで飛躍的に成長した彼らはこの生徒達から多数の大学受験に
成功させています。
しかし生徒に尽くした結果得るものは非常に大きかったけれど夫に出て行かれるという
マイナスもありました。

私は生徒の中ではエバがお気に入りで本来彼女は素直でいい子なのです。
彼女がアンネの日記を読みながら先を気にして先生に聞きに来たりするのは面白
かった
アンネはいつナチスをやっつけるんだい?アンネと男の子はくっつくの?
そして最後は怒ってやってきてアンネが死ぬなんて聞いていない!と怒り出すのでし
た。
アンネが死ぬのは間違っているという彼女の主張はしっかりアンネの日記をよんで
感化されたからでしょうね
この作品はもちろん実話で実際の生徒達が書いた日記を本にした『フリーダム
ライターズ』を元に製作されています。
ヒラリー・スワンクさん演じるエリン・グリーンウェル先生も実在します。
グルーウェルと生徒らによりNPO団体「フリーダム・ライターズ基金」が設立され
今でもがんばられていますよ
またヒラリーさんは本人からも演技を絶賛され2度目のアカデミー賞を獲得しました
以後女性が主人公の実話を元にした作品にオファーが来るようになっています。



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