【MOVIE】 ターミナル
【制作年】2004年
【鑑賞】ブルーレイ
【制作国】アメリカ
【上映時間】129分
【原題】THE TERMINAL
【配給】角川書店
【原作】- - - - -
【監督】スティーブン・スピルバーグ
【出演】トム・ハンクス / キャサリン・ゼタ=ジョーンズ / スタンリー・トゥッチ
ゾーイ・サルダナ/ シャイ・マクブライド / ディエゴ・ルナ
【あらすじ】
言葉が通じない空港で足止めされた男が、ある約束を果たすために空港ターミナル
で生活を始め、周囲の人々と交流を深めていく

この作品は実話を元にして製作されているそうです。クラコウジア人のビクターが
飛行機に乗ってすぐクーデターが起こり無政府状態になりパスポートが失効して
しまいクーデターが終わるまで空港からでれなくなるというお話です。
ターミナルに住み空港職員達となかよくなり不倫相手にぞっこんのCAアメリアに
恋心を持ってしまうと言う内容ですね、120分を越えて結構長く感じた作品です
舞台はターミナルの中だけですしそこでどうビクターが生活しているかを描いている
だけなので、実際大変だな~って思いますけど・・・やはり限度があります
ダラダラ長くする必要もなく90分いないが理想ですね

そもそもクラコウジアって聞いたことがないので調べてみたら映画用の架空の国
だそうです。
ロシア人と会話が成立するのでロシアに近いのでしょうね
なんと言っても凄いと思ったのはこのJFK国際空港内はセットだそうです。
5ヶ月かけて巨大倉庫内に作られたそうですけどハリウッドはやることが凄いですね
映画のためならあらゆる施設が協力するアメリカですが流石に空港はテロ問題が
あるので協力は無理だったそうです
だったらセットで作っちゃえと言うのがハリウッドですね、また空港内が舞台というこ
ともありエキストラの量も半端ないです。
ビクターの初日の夜ラウンジのイスで寝ようとするシーンの床の汚さは日本人か
ら見ると見るに堪えないですね、アメリカというくには汚さないと清掃人の仕事がな
くなるという発想なので個人個人のモラルが低いんです。
ビクターを演じたトム・ハンクスさんは流石の芸達者ぶりで動作や歩き方など
異国から着たおのぼりさんという感じで面白かったです。
アメリアを演じたキャサリンさんは清楚な感じがする美人さんでめっちゃ綺麗でした
ただ見た目とは裏腹にずぶずぶの不倫にはまっていて奥さんと別れるという言葉
信用していないけれど離れることが出来ない残念な女性だったりします。
ビクターと知り合い彼の人柄に触れ最後は吹っ切れたかのようでしたが・・・
ビクター一人が夢中になっており最後はあれだけ仲が良かったから付き合ってく
れるものだと思い込んでいた。ところが純粋すぎますね
彼女にとっては友達感覚でしかなかったのに、出会いのシーンのキャサリンさんの
こけっぷりは見事でした。



ブレイク前のゾーイさんも出演されています。

ターミナルの中で職員達と仲良くなっていくだけでは正直面白くない、そこでよい
アクセントになっていたのがステンリー・トゥッチさん演じる国境警備局主任です
ちょうど警備局長に昇進できるかっていうところでビクターの騒動が起こってしま
い自主的に空港から出るように仕向け他の管轄に丸投げしようとしますが
とにかく意地悪で自分のためにビクターをどうにかしたいという感じでした。
その辺の嫌な演技は彼の得意なところですね、クセのあるキャラは彼が一番で
す。

WIKIで調べてみたら実際に参考にしたのは1988年からパリのシャルル・ド・ゴール
空港で18年も生活したイラン人、マーハン・カリミ・ナセリという方だそうです
18年って・・・帰ることも出ることも出来ずに18年って想像できない
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