【MOVIE】 パッチ・アダムス
【制作年】1998年
【鑑賞】DVD
【制作国】アメリカ
【上映時間】116分
【原題】PATCH ADAMS
【配給】ソニー・ピクチャーズ
【原作】- - - - -
【監督】トム・シャドヤック
【出演】ダニエル・ロンドン / モニカ・ポッター / フィリップ・シーモア・ホフマン
ボブ・ガントン / ピーター・コヨーテ / マイケル・ジェッター
【あらすじ】
1969年。ハンター・アダムスは自殺未遂の果て、精神病院に入院。彼は絶望的な人生
から立ち直り、精神科医になることを決心する。病院を後にする彼に富豪で天才病の
患者アーサーは彼に絆創膏で傷を《なおす》パッチとニックネームをつける。2年後に
名門医大に入門し、臨床の勉強に励むパッチは、患者を《笑い》で治療しようと考える
が、学内では異端視される。だが自分の理論を貫くパッチは患者の為に無料診療所を
開業する。

自らが心を病み病院に入院しそこで患者たちと知り合ったことで「笑い」が癒しに
つながることに気づいた主人公パッチ・アダムスの半生を描いた伝記ドラマになり
ます。
この作品は劇場で見たんだけどとても感動しました。
アメリカの医療って日本と全然違いますから保険制度もそうですけどそういたアメ
リカの医療システムに対する疑問が沢山描かれていたように思われます。
医者とは何なのか、医者の尊厳とは何なのか、病院のあり方はなんなのか
を問いつめたすばらしい作品であり自らの信念を貫く医師パッチの姿に理想の
医療をみました。

システム化した医療に苦汁をなめた人もいるのではないでしょうか、またそのせ
いで助かるはずの命を無くすことが非常に多い医療って何だろうお金を儲ける
システムなの?規則って何?命のよりも守らないといけないものなの?お金や
出世と人間の傲慢さが今の医療の実態なのか?
彼の信念はそんなものを打ち破ること!また独自の笑いが人をいやすという
「治療」を追求した彼の姿は世界中に浸透している素晴らしい医者ですね
年齢を重ねていた彼が医療における信念を見つける、彼は年齢を顧みずに
医療の世界に一から飛び込む、周りは若い大学生ばかりでも彼はまったく気後
れしない、同室の高慢な彼もパッチと知り合うことで心を通わせていく・・・とにか
くパッチ本人も太鼓判を押すロビンのパッチぶりが見事にはまり役この役は彼
じゃないと出来ない!また後にアカデミー男優になるフィリップさんの高慢で尊大
な演技の存在感もたまらない当時から非凡な演技力を披露してました。
ただ個人的にカリンが単身心の病の男性の家に訪問して殺されてしまう
シーンは必要だったのかって思います。
全体的に見るとあのシーンは浮いてるんですよね・・・


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