『水の迷宮』 石持浅海
三年前、不慮の死を遂げた片山の命日に事件は起きた。首都圏の人気スポット・羽田
国際環境水族館に届いた一通のメール。そして、展示生物を狙った攻撃が始まった。
姿なき犯人の意図は何か?自衛策を講じる職員たちの努力を嘲笑うかのように、殺人
事件が起きた!
とあるけど全く泣く要素がなかったです。
それにこの作者の作品はワンパターンで展開が見え見えなんですよねミステリーにし
ても底が浅く脅迫者の正体と目的なんてあっさり見抜けるし途中で起こる殺人にして
も水族館を脅迫している脅迫者と別人物というのは見え見えで読んでいてがっかりで
した。
事件が起きると必ずその場にポアロばりの洞察力と推理力をもった素人がいることに
違和感を感じさせらるんですよね、そして殺人事件でも解決はするが殺人自体を正当
化し隠蔽してしまうという悪い癖がある作者さんです。
結局最後には事件自体を無かったことにしてしまうなので警察が出てこない、この作
品でもそうでどんな理由があろうと殺人は殺人でありその罪は償われなければならな
いと私は思っているのでいくら小説でもこれは良くないと私は思うねなのでこういう
作品は認めなたくないです。
ブログ村に登録しましたもしよろしければクリックしてくださるとうれしいです。

