【MOVIE】 しあわせの灯る場所
【制作年】2014年
【鑑賞】DVD
【制作国】アメリカ
【上映時間】98分
【原題】WHERE HOPE GROWS
【配給】ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【原作】- - - - -
【監督】クリス・ダウリング
【出演】クリストファー・ポラーハ / デヴィッド・デサンクティス / マッケイリー・ミラー
ウィリアム・ザブカ
【あらすじ】
夢破れた男とハンディキャップを抱えた少年の交流を描くドラマ。元メジャーリーガー
のカルヴィンは球団をクビになり、アルコール中毒に陥る。そんな時ダウン症を患い
ながらも明るく前向きに生きる少年・プロデュースと出会い、その姿勢に惹かれていく

元メジャーリーガーで今はアルコール依存症のカルヴィンとスーパーで働くダウン
症の青年との交流を描いたヒューマンドラマでした
借りたときにコメディーのコーナーにおいてあったのが釈然としませんが・・・基本
的によい話です。
ただ人物描写と余計な演出が目を引き物語が散漫になっている感じで集中でき
ないですね、ダウン症の青年プロデュースとの会話に安心感を抱く主人公は彼
との交流を望みます。

しかし周りは彼がダウン症患者だという見方しかせずに彼を下に見ることをカル
ヴィンは苦々しく思うのでした。
彼との交流と主人公のアルコールによる失敗それに伴う娘との家族あいがメイ
ン・・・だったらよかったんですけどね

バーでピアノを引きがたる青年の存在は別になくてもよかった
親友のミルトンは住む場所を失った彼を家に招くが奥さんとできてしまいます
それが最後に繋がるのもそれはいらないでしょって感じです
親友とプロデュースのことでけんかをしたりいい設定でしたが最後の展開は意味
がわからないですね、プロデュースの事故と生死の描写はよいけどその相手が
奥さんの浮気を目撃して酒酔い運転で彼を撥ねて事故を起こしてしまうミルトン
はなんか演出的に違う気がします
そしてどちらが死んだのかというところで暗転し・・・そっち?
という感じですし、ミルトンを死なせてプロデュースを生かす演出は納得できない
んですよね、この展開ですすむのなら二人とも生かして最後のシーンにいってほ
しかったです。
主人公とミルトンのやりとりもすばらしかっただけにあの扱いはひどいと思いまし
た。
アルコール依存で失敗ばかり自分との約束もろくに守らない父親ですが健気に
父親を愛し一緒にいる時間を増やそうと望む娘がいじらしいですね~
17歳と言えば一番父親を嫌う年頃ですが・・・自分から映画を見に行かないかと
誘ったり父親と一緒にいる時間を欲するのは男親のかたはぐっとくると思います。
死んだ母親に思いを寄せて父を嫌うケースが多い中この設定は新鮮でした。
ただどんなに怒り失望してもすぐ仲良くなるあたりは親子の愛情というところでし
ょうけど映画としてはもっと真剣にぶつかるシーンが多くてもよかったのではっ
て思いますね~

ラストの展開が釈然としないし娘の恋人コルトが中途半端なキャラで憎まれ
キャラのはずが失笑してしまう感じなのがマイナスですが十分楽しめました。
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