ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
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【NOVEL】 えどさがし [著]畠中恵

えどさがし
【著者】畠中恵
【出版社】新潮社
【初版】2014年
【形態】文庫
【単行本】- - - - -
【他出版】- - - - -
【シリーズ】若旦那シリーズ
【ジャンル】妖怪


【あらすじ】
時は流れて江戸から明治へ。夜の銀座で、とんびを羽織った男が人捜しをしていた
男の名は、仁吉。今は京橋と名乗っている。そして捜しているのは、若だんな!? 手
がかりを求めて訪ねた新聞社で鳴り響くピストルの音! 事件に巻き込まれた仁吉の
運命は――表題作「えどさがし」のほか、お馴染みの登場人物が大活躍する全五編。

しゃばけシリーズの外伝になります。若旦那は登場しませんがなじみの妖怪たち
をフューチャーしたスピンオフという感じの短編集になっています。
日頃あまり登場しない妖怪や毎回出てますが脇役の日切りの親分などそれぞれ
に物語があって面白かったです
表題作の『えどさがし』は時代は江戸から明治に移っており若旦那がいない時代
で若旦那の生まれ変わりを探すという内容でこちらも面白かったです。

♪ 五百年の判じ絵
佐助を主人公としたお話でまだ長崎屋に奉公する前のお話です。500年前に若旦
那の祖母となるおぎんさんを助けていた佐助は500年という時代の流れでそのこ
とを忘れていました。
ふと立ち寄った茶屋で自分のことではないかと思われる判じ絵を見つけ何を書い
ているのか謎を解こうとします。
さすがに妖怪といえど500年もたつと約束も忘れてしまいますか人に化けた狐2人
と出会い何とも奇妙な旅になりますがその間に思い出します。
おぎんさんと再開した佐助はそこで彼女の生まれたばかりの孫の兄やになって
ほしいと頼まれるのでした。

♪ 太郎君、東へ
なぜかメインで登場したのは1作品しかない利根川の大カッパの禰々子が主人
公のお話です
坂東太郎こと利根川の化身が川の流れを怒ってきつくしていると言います。
その理由を探りに太郎に会うと人が勝手に流れを変えようと治水工事をしてるか
らだというのです
その理由を探ってほしいと頼まれる禰々子でしたが、今度は工事現場で工事を
指揮するお侍さんからも工事がうまくいかないと嘆かれ工事がうまくいかなけれ
ば責任者の自分が責任を足らないといけないと嘆かれまた彼の許嫁も現れ婚
約を破棄されたけど一緒になりたいと相談されてしまい大変なことに、それと
同時に人の色恋沙汰に惹かれていく姿が描かれていて面白かったです。

♪ たちまちづき
広徳寺の寛朝がメインのお話で彼が広徳寺でおなご妖が旦那に着いたと訴え
る夫婦の悩みを解決するお話です
おなご妖なんて存在しないので奥さんが何をしたいのか寛朝は分かっているよう
です。しかし性格は持って生まれたものなのでそれを変えるというのは無理な話
ではどうすれば奥さんが納得するのかというので頭を悩ませています。
若旦那と若旦那の仲良しの妖怪達と出会って寛朝が妖怪に甘くなっている
のが面白いですね

♪ えどさがし
時代は江戸から明治に移り変わり若旦那はもういません、仁吉を始めなじみの
妖怪は若旦那の生まれ変わりに出会いたいと長崎商会(長崎屋)を守りながら
若旦那を待ち続けていました。
仁吉はもう若旦那が生まれ変わっていると確信し些細な情報をもとに探してい
ます。
新聞の投書に気になる記事を見付け新聞社を訪れた仁吉と家鳴りたちはそこで
記者が銃で撃たれるという事件に巻き込まれてしまいます
事件を解決し投書の主の正体も分かりましたがそれは若旦那ではなく盗まれて
いた屏風のぞきが送ったものでした。
しかし最後で佐助から若旦那と確信できる人物を見付けたという報告が届き
みんな早く再会したいと心胸躍らせるのでした。
果たして佐助が見付けた人物は若旦那の生まれ変わりなのでしょうか
続きが気になるところですけどね・・・



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