ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

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【NOVEL】 スターヴェルの悲劇 著:F・W・クロフツ

スターヴェルの悲劇
【著者】F・W・クロフツ
【出版社】東京創元社
【翻訳者】大庭 忠男
【発表年】1927年
【初版】2987年
【原題】nspector French and the Starvel Tragedy
【形態】文庫
【他出版】- - - - -
【ジャンル】ミステリー
【シリーズ】フレンチ警部


【あらすじ】
ヨークシャーの荒野に立つ陰気なスターヴェル屋敷が一夜にして焼け落ち、当主
と召使夫婦の三人が焼死した。だが、この火災に疑問をいだき、犯罪のにおい
を嗅ぎとった銀行支配人の発言をきっかけに、フレンチ警部の捜査が開始される
。事故だったのか、それとも殺人・放火といったいまわしい犯罪なのか?

フレンチ警部シリーズで評価の高い作品だそうです。悲劇と言うだけあり
オープニングからなかなかの惨事です。
人気のあまりない荒野にたつ館にはサイモン・エイヴァリルという偏屈で
お金を儲けるだけが趣味の男が住んでいます。
そこには姪のルースが一緒に住んでいますがまともなお小遣いももらえず
荒野と言うこともあり退屈な生活をしていましたが、ゴア夫人からの誘い
が舞い込み遊びに行くことに、彼女が家を留守にしている間に家が火事に
なってしまいサイモンと召使い夫妻が焼死してしまいました。
金庫は無事で紙幣だけが焼けてしまいます。
しかしサイモンが利用していた銀行の担当者は金庫が耐火金庫のはずだと
いうことを知らせたことで火災は事故だと断定した事件が一転殺人事件に
ヤードからフレンチが派遣され捜査を始めるという内容です
殺人事件と言うことに懐疑的だったフレンチでしたが捜査を進めるうちに
召使いのローパーの人となりが問題になり彼がサイモンのお金を狙って起
こした事件だとほぼ断定できましたが、なぜか彼も焼死している
ローパーの計画はほぼつかめたもののローパーはなぜ死んだのか何があっ
たのか・・・
この作品が面白かったのはそれが事件の真相ではなかったってんで
一転も二転もします最後の最後に新犯人が・・・でもあのラストも偶然で
すからあれがなければまんまと逃げられ居もしないローパーを探し続ける
羽目になっていたでしょうね、新犯人の関係のすごさが見事でした。
しかし時代背景が古いので捜査といっても科学捜査が発達していないため
に結構大変です。状況証拠だけですから通信手段も電報ですし移動手段も
・・・町では歩きで捜査している上にこれほどの事件なのにフレンチ一人
で捜査してるから捜査も進まないですよね、古典ミステリーの楽しさはそ
ういうところでもあるのですが・・・
個人的には今までみたフレンチシリーズで一番面白かったです。



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