【夏への扉】 著:ロバート・A・ハインライン
ぼくが飼っている猫のピートは、冬になると“夏への扉”を探しはじめる。
家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているからだ。そ
してぼくもまた、ピートと同じように“夏への扉”を探していた。最愛の
恋人と親友に裏切られ、仕事を失い、生命から二番目に大切な発明さえも
奪われてしまったぼくの心が、真冬の空のように凍てついてしまったから
だ。失意の日々を送っているぼくにも、ピートが信じる“夏への扉”は見
つかるのだろうか。
発明家で様々な便利ロボットを開発し親友とともに会社を興して世界的に有名に
しましたがたった1人の女の出現で主人公は何もかも失ってしまう悲痛のうちに
彼はその頃はやっている冷凍睡眠に手を出し30年の眠りについてしまう、かくし
て30年後に目覚めた主人公は・・・そこですべての真相を知る、一方通行の
タイムトラベルを面白く表現した作品でした。
内容的にはミステリーと言うほどではないのですがライトな感覚で楽しめます。
未来には冷凍睡眠で過去にはタイムマシンでタイムマシーンも開発段階で人間
でのテストはされておらず実際に指定した時代に行けるとも確証されていないん
ですよね、復讐心のためにそれを使用したかれマシーンと言ってもおくるのは人
だけなので未来ならまだしもタイムマシーンの概念すらない時代の過去に戻った
ら未来へは戻れないよね何とも嬉しいのは脇役として愛ネコのピートの存在です
ね、ネコ好きなのでこういう扱いをされると嬉しいです。
ラストもネコと共にという感じでハッピーエンドでした。
舞台が1970年と2000年で現在ではとっくに過ぎてる年代なんですよね、近未来と
して描かれてはいるけど全然未来なきがしないのは今読ん出る時代が設定より
オーバーしてるからそんな世界にはなってないことを知っているから未来という
感じがしないんですよね
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