ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
0

【NOVEL】 夜は短し歩けよ乙女 [著] 森見登美彦

book868.jpg
【著者】森見登美彦
【出版社】角川書店
【初版】2008年
【形態】文庫
【単行本】2006年
【他出版】- - - - -
【シリーズ】ノンシリーズ
【ジャンル】ファンタジー


【あらすじ】
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万
遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあか
らさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。
「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す
私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…
「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々な
る面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった

四畳半神話大系の流れをくむ森見さんのセンス光る会話が楽しめるコメディ
作品です。
ということは森見ワールド全快ですね、主人公となるのは黒髪の乙女と先輩
です。
後輩の黒髪の乙女に恋する先輩が彼女に思いを伝えるため外堀を埋めようと
何かと彼女に目の着くようなことを使用としますがことごとくうまくいきま
せんよって黒髪の乙女にとって先輩はよく目にする先輩にしか思われないと
いう感じです。
しかしその失敗の積み重ねが結果的に黒髪の乙女の目には心優しい先輩に
思えていくという感じです。
やはり積み重ねって大事ですね、これが一足飛びでいきなり告白だったら
引かれて終わりでした。
この作品は主に黒髪の乙女と先輩の語りで構成されていてその語りのセンス
が光る作品だと思います。
特に好奇心旺盛天真爛漫な黒髪の乙女の魅力たるやいなやです。
詭弁論部OBと一緒に詭弁踊りを踊ったり、緋鯉のぬいぐるみを背負いだるま
の首飾りを掛け学園祭をさまよったり、人生を楽しむ姿がかわいらしい
思えば社会人になって彼女のような好奇心が年々なくなっていくなって
思いながら物語を楽しみました。
若いっていいですね、物語は4つの連作短編になっています。
ちょっと長めの短編ですが森見さんの他の作品にも登場する個性的なキャラ
が登場し物語を盛り上げてくれます。
4つの短編は四季を表していて各季節のイベントを舞台にしてる感じですね

♪ 夜は短し歩けよ乙女
大学の先輩の結婚式に参加した黒髪の乙女と先輩各人二次会に向かう中
黒髪の乙女は夜の繁華街に一人で繰り出しそこで様々な人と出会い面白い
体験をしていきます。
詭弁踊りを見てみたいと思いました。

♪ 深海魚たち
古本市に現れた黒髪の乙女は一冊の絵本を求めていました。そこに現れた
自分は古本市の神と名乗る美少年に出会います
先輩は彼女の望む物が李白老人が持っていることを聞き彼が主催する
我慢大会に参加し優勝を目指すのでした。


♪ 御都合主義者かく語りき
大学文化祭を満喫する黒髪の乙女の天真爛漫な行動が非常に楽しい作品で
ゲリラ演劇『巌窟王』が見てみたいと思いました。
緋鯉を背負う黒髪の乙女も見てみたい、後を追う先輩はことごとくすれ違
っていくのでしたが・・・

♪ 魔風邪恋風邪
学園どころか町中に風邪が流行してしまいます。何故か黒髪の乙女は風邪
を引かず錦鯉センターの藤堂さんを始め羽貫さんにまさかの樋口君まで
風邪を引き見舞いばかりしていたら逆に自分が仲間はずれのように思い
落ち込んでしまいます。
先輩も風邪を引きあわよくば黒髪の乙女が見舞いに来ないか期待しますが
もちろん来てくれるわけもないので自分も風邪を引いていると言うことを



ブログランキングに協力してくださるとうれしいです。この記事が気に入ってください
ましたらポチッとお願いしますね

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ


該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://neneko1124.blog.fc2.com/tb.php/3045-3c2359b9