【NOVEL】 太陽の塔 [著] 森見登美彦
【著者】森見登美彦
【出版社】新潮社
【初版】2006年
【形態】文庫
【単行本】2003年
【他出版】- - - - -
【シリーズ】ノンシリーズ
【ジャンル】青春・コメディ
【あらすじ】
私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時
水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか
この私を振ったのであった! クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力
の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれ
から失恋する予定の人に捧
す。
全然いけていない大学生の主人公が何を間違ったのか彼女ができてしまいます
しかし長くは続かずやはり破局しますがいけていないのでストーカーに変身し
スーカーではないこれは元カノの研究だと言い訳しながらストーキングを続けて
いく気持ち悪い主人公にどん引きして楽しむ作品でした(--;
まあいけてない男子のだめないいわけ愚痴が満載です。それでも最後は希望を
持つという内容なので救われます
実際ストーカー殺人などの報道を見ると加害者の言い訳ってこんななので普通に
書けば怖い小説ですけどそこは森見さんと言うことで言い回しやセンスのアル
台詞などで怖さが激減しているだけで実際は結構女性には怖い話だなって思いま
す。
主人公以外は一癖も二癖もありそりゃもてないよねという人ばかりで彼らの
心の本心が伝わってきます。
絶望も失望もするけど希望だけは捨てないんだということですね
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