【MOVIE】 インビクタス 負けざる者たち
【制作年】2009年
【鑑賞】DVD
【制作国】アメリカ
【上映時間】134分
【原題】INVICTUS
【配給】ワーナー・ブラザーズ
【原作】- - - - -
【監督】クリント・イーストウッド
【出演】モーガン・フリーマン / マット・デイモン / トニー・キゴロギ / パトリック・モフォケン
マット・スターン / ジュリアン・ルイス・ジョーンズ / アッジョア・アンドー
【あらすじ】
1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統
領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめる
ため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワー
ルド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は
一致団結して前進する。
になりましたがそれでも全く差別はなくなっていませんでした。
本当の意味で黒人白人関係なく南アフリカ人だといえるようになったのはこの
ラグビーワールドカップ優勝ごかもしれません今の人たちは日本は人種差別のない
平和な国だからこういう作品はぴんとこないなんて言う人も多いかもしれないけど実
は日本にも人種差別はあります同和問題がそうですね、小学校の道徳の時間など
で習いませんでしたか?
しかし南アフリカの当時の現状はより酷かったのです。
マンデラ大統領は国を一体にするには政治だけではなく何か国民が夢中になれ
一体になれるものを求めた。
それがスポーツであり一番身近に迫っていたラグビーのW杯だったのです。

政治に利用したという意味ではあまり印象は良くないけれど優勝したことにより
大成功を収めました。
作品中でもマット・デイモン演じるフランソワ主将がそういう活動をごねる選手達
に今時代は変わろうとしている俺たちも変わらなければという意識の元にそくせ
んしたのでしょうね
まず自分たちが変わりその姿を国民に見せること、そして結果はどうあれW杯で
は持てる力を国民に見せること、その心はチームにも浸透したからこその結果だ
と思う、切っ掛けはマンデラ大統領かもしれないけどそれ以後はフランソワ主将
が跡を継いだんだと思う、スポーツというのはこうも人をあつくさせまとめる力があ
る、これはそのもっとも良い例だったと思います。

マンデラ大統領を演じたモーガン・フリーマンさんはさすが貫禄ある演技でした。
本当のマンデラさんが自分を演じるのならモーガンさんにしてほしいと名指しされ
ただけのことはあります。
それを受けてもマンデラがフランソワ主将に目をつけたように人を見る目のすば
らしさを痛感させられるエピソードですよね
アパルトヘイトとネルソン・マンデラを語る上でもこの作品を鑑賞される前に
『マンデラの名もなき看守』を是非鑑賞してくださいそうすればこの作品の意味が
よりはっきり理解できると思います。

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