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【MOVIE】 Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件
【制作年】2015年
【鑑賞】DVD
【制作国】アメリカ
【上映時間】104分
【原題】MR. HOLMES
【配給】ギャガ
【原作】ミッチ・カリン:著 『ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件』』
【監督】ビル・コンドン
【出演】イアン・マッケラン / ローラ・リニー / マイロ・パーカー / 真田広之
    ハティ・モラハン / パトリック・ケネディ


【あらすじ】
名探偵ホームズ(イアン・マッケラン)も93歳の老人となり、海辺の家で静かな
日々を過ごしていた。しかし、その一方で30年前のとある事件が頭に引っ掛か
っていた。それは死んだ子供たちと会話しているという女性の調査だったが
いつしか彼女による夫の殺害計画の疑惑が浮上した果てに、ホームズの失態
で未解決となって自身も探偵引退を余儀なくされたのだった。ある時、日本へ
の旅行で事件解決のヒントを得たホームズは、10歳になる家政婦の息子
ロジャー(マイロ・パーカー)を助手に事件を再捜査していく。

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この作品はドイル氏のホームズシリーズが原作ではありません、ミッチ・カリンさん
が空想でホームズの晩年を描いた作品になります
最後の事件というタイトルからシリーズ原作の『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』
を連想しちゃいますが原作シリーズとは無関係となっています。
ホームズ好きの人がホームズの晩年ってこんな感じじゃないかな?
という感じで書かれた小説かもしれません、そういう意味でこの映画の原作小説
にも興味がわきますね、一応モリアーティー教授とともに滝に落ちたという最後
だったはずでしたが彼はこうして晩年を過ごしています
作品ではワトソン描いた事件簿小説と現実は違う的な台詞がよく出てきています
変な話が小説の世界のホームズではなく現実世界のホームズを描いたんだよと言
う内容になっています
なのでモリアーティー教授とのラストバトルは小説の話と考えられます
そもそもが空想のなかの偉人ホームズですが映画の中で二重の空想を描いてい
ると思われます
それがワトソンの小説と自分のギャップの否定につながってるんですね
そういう味方ができないと楽しめないと思います。
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またこの作品はホームズの晩年と言ってもホームズは90歳を超えており痴呆に
苦しみ体もがたがたで自由がきかないという状態でもう死を意識している
状態です。
そんな彼が死ぬまでにどうしても思いだし小説として記録したい事件があり
住み込みの家政婦の息子ロジャーとふれあう内に少しづつ思いだしていく
という内容です。
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そうこの作品はミステリーではないんですね、まずそこを勘違いして借りると
何これとなってしまう作品ですので注意してください
最後の事件をどうしても思い出せないその事件がきっかけ自分は探偵を
引退したはずだと、それはワトソンが書いた小説とは違ったはず
納得できないから思い出して自分が書き直すという思が彼を動かしているんで
すね、要所でホームズが思い出した内容が回想という形で描かれています
もちろん事件ではありますが小説世界のようなトリックありのミステリーでは
ありません・・・
その事件がどんな物でその結末がどんなものかなぜホームズは引退したの
かはネタバレになるので気になる方は映画をご覧ください
主にこの作品は老体にむち打って田舎で住み込みの家政婦とその幼い息子
に支えられ養蜂をしながら痴呆に苦しむ姿を描いています
ロジャーとのふれあいは見ていて老人と孫という感じがして面白いですが
その反面こんなホームズは見たくなかったという悲しさもこみ上げてきますね
住み込みの家政婦を演じたのはローラ・リニーさんでホームズの偉功をを
知ってはいるけどこんな田舎で老人の介護をしながら生活するのは嫌だとい
う思いがあります
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そういう複雑な思いを演技に乗せていてすばらしかったです
対する息子のロジャーはホームズの偉功は小説の中でしか知りません
ホームズを尊敬しまた彼の手伝いをすることでおじいちゃんに尽くす甘えると
いう喜びを見いだしています。ホームズのそばにいたいロジャーともっと実入
りの良い仕事に就きたいと思うお母さんとのちょっとした確執も面白かった
何とか痴呆に負けずに過去を思い出したいホームズは日本に頼ります
ボケ防止になるという山椒を手にい入れるために日本へ渡ります
そこで山椒を取るのを手伝ったのが文通相手の梅崎です。彼を演じたのは
真田広之さんですよ、出番としては短いですがホームズに真田さんが出演し
ているというのはうれしいですよね、ここでの日本描写はちょっとちょっと!
と突っ込みを入れちゃう描写が多いです。
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もともとドイル氏と日本の結びつきは多かったようですしこうして日本を取り入
れてくれるというのは原作者のミッチさんもよくわかってらっしゃるなって感じ
ですね
ホームズ作品ではありますがこの作品はミステリーではなくホームズの晩年
を描いたドラマであると思われます
90歳にしてようやく孤独から解放されたホームズはこれからが本当の幸せな
のかもしれません



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