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ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
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【セルロイドの息子】 著:クライブ・バーカー

セルロイドの息子
「あたしはあなたのものよ」マリリン・モンローに言い寄られ、男は彼女の体に
手を回した。一瞬の後、モンローの顔に亀裂が入り、ジョン・ウェインに変わる
次々と有名スターに化ける怪物の正体は?スクリーンの向こうにうごめく永遠
の不条理を抉った表題作、自慢の美貌ばかりか魂までも分身に奪われてい
く男娼ギャビンの複雑な心理を描く「魂の抜け殻」、“ポルノの帝王”という汚名
を着せられ殺された男が、一枚の“布”となって復讐を挑む「好色稼業・屍衣
の告白」ほか、全5編を収録。


『セルロイドの息子』
廃屋とかした劇場に潜む悪魔の手によって次々と人が殺されていくとお話で主人公
は太めのおばさんとちょっと変わっています。
描写的にも結構きつくてさすが血の本に収録されていることはありますよ、悪魔の
手口はマリリン・モンローやジョン・ウェインに化けて相手を油断させるというもので
した。

「髑髏王」
この作品はスプラッター描写が目立つ作品でスプラッタホラー映画にしたら面白
そうです。
赤い血肉のついた骸骨が復活して地上にのさばる人間どもを食い尽くし地上を再
び自分のものとしようとするお話です。
しかし王とはいっても知能は少なくどちらかというと本能でしか物事を考えられな
いわけで彼の本能は食事だけです。
何世紀も昔の存在なので車などを生き物と思っておりその辺のギャップが面白か
ったですね

『好色家業・屍衣の告白』
敬虔なクリスチャンでありながらポルノ雑誌を裏で販売する三人組をかくまったせ
いでポルノ王という汚名を着せられた上で殺された男が自分の死体をくるんだ
屍衣に乗り移り彼を陥れた3人とボスに復讐を果たすという内容です
なかなか激しく暴れてくれますよ

『生贄』
クルージング中に漂着したその島は無人島でした。しかし何故か囲いに山羊が
二頭、馬鹿で愚かな若者達はその山羊を撲殺してしまうするとその島にいる何か
が若者達を襲い出すのでした。
そして若者達の運命は・・・当然

『魂の抜け殻』
男娼の主人公が訪れたホテルで男の部屋で奇妙な人形を見つける彼の見ている
前で少しづつ変化していくその人形の正体は?
ある日自分と同じ姿をしたものの存在に気がつき二人は出会う相手はなんとあの
人形だった。
意志を持ち動いている自分と同じ姿の人形の目的はいったい・・・

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