【赤い鎧戸のかげで】 著:カーター・ディクスン
北アフリカのタンジールに、ダイアを強奪しパリやオランダを騒がせた宝石泥簿
が入国したらしい。 同地で休暇中だったH・M卿は警察に協力を要請される。
その夜、宝石店に現われた泥棒は完全包囲された犯行現場から忽然と姿を消
す。 さらに共犯と目された宝石細工師もこれまで盗んだダイア共に衆人環視の
中、煙のように姿を消した。 彼らが消えたトリックとは?
肩すかしでした。
結局宝石窃盗犯は誰?という作品で確かに犯人当てといえば犯人当てになる
んだけど、ラストの犯人相手のボクシングの試合は意味不明でした。
何をのんきにという感じです。
謎は鉄箪笥ごと密室の中から奪われたダイヤモンドと怪盗アイアンチェストの
正体ということで推理小説ではありません、この辺で読んでいて面白さが伝わ
ってこなかったんですね、トリックもありえないしだらだら読んでしまいました。
ブログ村に登録しましたもしよろしければクリックしてくださるとうれしいです。


