【MOVIE】 ネクロノミカン
【制作年】1993年
【鑑賞】DVD
【制作国】アメリカ
【上映時間】97分
【原題】NECRONOMICON
【配給】ユニバーサル・エンターテイメント
【原作】- - - - -
【監督】ブライアン・ユズナ / クリストフ・ガンズ / 金子修介
【出演】ジェフリー・コムズ / ブルース・ペイン / リチャード・リンチ / ベリンダ・バウアー
マリア・フォード / デヴィッド・ワーナー / ベス・メイヤー
【あらすじ】
神々の封印が解かれとき、世界は二つに引き裂かれる…。「ネクロノミカン」とは
死者の掟を記した、人間が知ってはならない禁断の異端書のことである。怪奇
幻想作家ラヴクラフトの小説をもとに作られたオムニバスホラー映画。
ラフト氏が想像した『クトゥルー神話』の中から短編3編を映画化したオHムニバス
作品になります。
第1話『The drownd』 原作『壁の中の鼠』は監督は『ジェヴォーダンの獣』などの
クリストフ・ガンズ氏が担当
第2話『The cold』 原作『冷気』監督は『デスノート』などの金子修介氏が担当
第3話『The whisper』 原作『闇に囁くもの』監督はブライアン・ユズナ氏が担当
ですね、物語はホラー作家H・P・ラヴクラフトが本物の『死者の書(ネクロノミコン)』
が密教の僧侶達が隠し持っていることを知りなんとかだまして本を見つけて
読み始めることから始まります。

一編一編物語を読むにつれ何かの扉が開いていき3編目を読み終わったときに
僧侶に見つかってしまいます
それと同時に扉が開いてしまい奥から何かが・・・ラヴクラフト自身も異形のもの
に襲われ脱出しその手には死者の書がにぎられていたというのが最終話になりま
す。
もちろんラヴクラフト好きなので原作は全部読んでいますが映像化に当たり大分
脚色されています。
ラヴクラフト作品の魅力は怖さの中に幻想的な魅力があるところですが映像化し
てしまうとどうしても怖さとグロテスクな部分にフューチャーされてしまいます
そういう意味ではこの三編はクトゥルー神話の映画でありながらそうでない感じが
します。

やはり原作好きの方が見るとこれはなんか違うという印象を持ってしまうのではな
いでしょうか
やはりどういう形にしても日本人の監督が起用されたというのはうれしい限りです
よね、実際日本でも漫画・小説・ゲーム・映画とクトゥルー神話に影響を受けた方
々がオマージュ作品を作られていますしね
ゲームだと『邪聖剣ネクロマンサー』『ラプラスの間』など多数存在します。
小説ですと菊地秀行さんが有名ですし作品としては栗本薫さんの『魔界水滸伝』
などまさにです。
ブログランキングに協力してくださるとうれしいです。この記事が気に入ってください
ましたらポチッとお願いしますね


