【MOVIE】 ブッチャー・ボーイ
【制作年】1998年
【鑑賞】DVD
【制作国】アイルランド
【上映時間】110分
【原題】THE BUTCHER BOY
【配給】ワーナー・ブラザーズ
【原作】- - - - -
【監督】ニール・ジョーダン
【出演】イーモン・オーウェンズ / スティーヴン・レイ / フィオナ・ショウ
ショーン・マッギンレイ / ピーター・ゴーウェン / アラン・ボイル
【あらすじ】
アイルランドの片田舎に住む少年フランシーは少々“厄介者”。そんな少年フラ
ンシーがたった一つ信じていたもの、それは親友ジョーでした。親友の契りを交
わし永遠を誓いあうそんな幸せな日々も長くは続かず……。嗚呼可哀想なフラ
ンシー(?)周囲の人間に鬼畜扱いされ、狂喜と幻覚に陶酔していく様をフラン
シー少年の目を通して描かれるブラックユーモアサイコムービー。
においてあったけど全然違うじゃない、パッケージもそれらしいけど確かに
ラスト付近は笑うに笑えないけどコメディ色が強いしどちらかというとドラ
マ性の方が強いんじゃないかという印象があります。
基本は少年が怪物に育っていく過程を描いているんだけどもあくまでコミカ
ルにそして宗教を階級を痛烈に皮肉っているありさまからブラックコメディ
とも受け止められる前半で描かれる少年フランシーはどこにでもいるような
少年でした。

明るく元気でいたずら好き町の人たちからも好かれていました。そんな彼が
お母さんの自殺とともにくらい部分が次第に浸食していきます。
それでも明るく楽しそうに振る舞うフランシー、ですが一人だけどうしても
許せない人物がいるんです。
それ以後の彼はさんざんでした。その人物にちょっかいを出すたびに施設に
入れられたり次第に厄介者になっていく、親友に裏切られ、父は他界し孤独
のみになったフランシーの心はその明るい姿とは裏腹にどす黒いものとなっ
ていくそして彼の心は一つの方向えと流れていくんです。

それはまだ少年である彼には制御できな心でした。
未熟な彼を理解し彼を導く人がいなかった。
唯一それができた親友は彼を裏切った。
彼を止めることのできる人がいなくなったんです
こうして書いてみると本質はすっごくどろどろしたものなんだけど、フラン
シーの表面的な明るささが映画を明るくしてます。確かに復讐はなされたし
その描写はえげつないものなんだけどね

この映画は日本では未公開でした。いろいろな理由があると思う、スターは
俳優がいないCGやワイヤーアクションなどのどはでなアクションシーンがな
いなどでも一番の要因は少年の犯罪であることだと思う、今みてみると日本
でもこれ以上の少年犯罪は何度も行われてる、少年の心理を強く描いている
この作品は見るべき価値のある作品だと私は思う
あんなに明るかったフランシーを怪物に変えたのは何か?誰なのか?フラン
シーが悪いのか、違います。
彼を理解しない大人が悪いんです。大人たちが彼を怪物に変えたんです。
子供を怪物に変えるのは大人なんです。そういうメッセージ感じ取れる作品
ですね、万人受けはしないのでしょうが個人的には名作だと思っています
現在だとレンタルはないみたいですねDMM等でも扱ってませんでした
DVD化されていますが買うしかないようです。

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