【MOVIE】 きつねと私の12か月
【制作年】2007年
【鑑賞】DVD
【制作国】フランス
【上映時間】96分
【原題】LE RENARD ET L'ENFANT
【配給】コムストック
【原作】- - - - -
【監督】リュック・ジャケ
【出演】ベルティーユ・ノエル=ブリュノー / イザベル・カレ / トマ・ラリベルテ
【あらすじ】
学校からの帰り道に、森の中で美しいきつねに出会った少女リラ(ベルティーユ
ノエル=ブリュノー)。柔らかそうなとび色の毛とつぶらな瞳に魅せられた彼女は
きつねをテトゥと名づけ、心を通わせ合おうと森へ通い始める。警戒心が強く
なかなか姿を現さないテトゥだったが、次第にリラの思いに応えるようになり
い思惑にどっぷりつかってしまいました。
やっぱり狐や動物たちが可愛いのですよ、そしてアルプス地方の自然の美しさ
実にすばらしくって女の子も髪型を両側で団子にしてるし数本長い髪が前に垂
れている感じが凄くキュートでした。
そんな彼女が狐をつれてアルプスの大自然を歩き回るんだからやっぱに心惹
かれちゃうよね、ずいぶん癒されました(^^;

登場人物は主人公のリラだけですがラストには大人になったリラとその幼い
息子が登場します。
男の子も人形のように可愛かったですよ、2人ともラストのみの登場だったのが
残念です。
オープニングでリラが初めて本物のきつねを見て魅せられてしまいきつねと
お友達になろうとするのだけど野生の動物であるいじょうそう簡単には心を許
しません、きつねと出会って12ヶ月かんを映像化しているのだけどきつねの生態
やその地方に生息する動物たちがたくさん登場して彼らの自然での生態も描写
されているので凄く心洗われる感じでした。


主人公はリラではあるけど決して少女をメインにして描いてはいませんむしろ控
えめなように私は感じました。
どういうわけか中盤で突然リラに心を許してしまうきつねにはもうちょっと理由付
けがほしかったかなとは思うのだけど、その後2人でアルプスの森を歩き壮大な
景観を見せてくれるので気にならなくなっちゃいました。

しかしリラは狐がなついたことで友達からペットとしての感覚が強くなってしまう
子供特有の独占欲自分の言うことを聞いてほしい自分の意見を押しつけたい
そういう感覚がきつねにたいして出るようになります。
首輪じゃないけどスカーフを巻いてロープで縛ったあたりきつねが怒ったけど
無理もないのです。
そして悲しいラストに関しては大人から見ればかなり愚かな行為を働いてしま
います。

まだ10歳の子供だから仕方がないのかもしれないけれど野生の動物であると言
うことを理解していなかったのですね、そして彼女にも家庭があるのです。
家もあれば子供たちも居る決して動物は独占できるものでもないしてはいけな
いと私は思います
ラストはちょっと人間のエゴが出てしまって残念でした。
大自然を生きる野生の動物たちには敬意を持って接しなければならないと思い
ます。
もちろん家で飼っているペットもですね、押しつけてはいけません
大自然と動物たちが織りなすファンタジーに癒された作品でした。
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