【MOVIE】 劇場霊
【制作年】2015年
【鑑賞】DVD
【制作国】日本
【上映時間】99分
【配給】日活
【原作】- - - - -
【監督】中田秀夫
【出演】島崎遥香 / 足立梨花 / 高田里穂 / 町田啓太 / 小久保寿人 / 芹沢礼多
土村芳 / ヨシダ朝 / 瀬川亮 / 柳憂怜 / 佐藤奈織美
【あらすじ】
トップの女優になることを夢見る沙羅(島崎遥香)は、新作舞台のオーディション
を通過し、脇役で出演できることに。一方、香織(足立梨花)や葵(高田里穂)ら
が主演女優をめぐってし烈な争いを繰り広げる中、劇場では不可解な事件が発
生。事件の真相究明にあたっていた沙羅とスタッフの和泉(町田啓太)は、ある
ことに気が付くが……。
2年前の作品ですが当時AKBだった島崎さんが主演を務めています
ホラー映画というのは出演者達の恐怖演技によって怖さが決まるものでありふ
れた演出でも演じての腕次第では恐くもなりますよね、この作品に関しては
島崎さん演技は褒められるところがありません、しかしそれは仕方がないことで
演技経験の浅いアイドルを映画に起用するからでどんなに練習してもすぐうま
くなるなんてことはないわけで、よほど演技の才能が無いとむりですよね
なのでこの作品で島崎さんは責められないと思うのです
新人だけど演技力があり台詞覚えも素晴らしい所湯の卵という設定ですけど
演技者の演技力がその設定に追いついていないので見ていて違和感しかない
これはそもそもキャスティングが悪いという感じです。

しかしながらこの作品の場合根本的に脚本が酷すぎるんですよね・・・
この脚本ではどんな人が演じてもやけどするだけだと思われます。
なんだろう肝心の人形に取り憑いている霊の設置が・・・中盤以降で人形の
ことが判明しますが奥さんを亡くした人形師の娘が交通事故で死んで
遺体の損傷が激しかったことから人形師は美しかった娘の人形を作り残った
2人の娘と供養しようとしたら・・・

3人娘の長女で忙しいお父さんの代わりに家のことを切り盛りし二人の妹の
世話を献身的にしていた立派な娘だったのに人形に乗り移り最初に殺したの
があれだけかわいがっていた妹たちって・・・そもそもあんないい子が若さに
嫉妬して若い女性ばかり襲って正規を吸い取っていくという設定が矛盾だらけ
人形は作り手の思いが宿るって言う説明は正解ではあるけどこの作品に関し
てはだったらお父さんはどういう思いで人形を作ったんだよってなるでしょ
そして中盤過ぎるまでだらだらしていて人形が次々と共演者達を襲うって
訳でもなく・・・暇!

ホラー映画なんだから怖がらせてナンボ、それができていないのです
良かった点としては人形がりあるで顔だけが恐い、足立さんが思いのほか
良かった。
終盤からは完全に島崎さんより目立っていた。
ぐらいかな~
Jホラーの第一人者とされる中田監督の作品とは思えないないようで、実際は
新人監督に任せて名義貸ししてたの?って疑う作品でした。

ブログランキングに協力してくださるとうれしいです。この記事が気に入ってください
ましたらポチッとお願いしますね


