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ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
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【動く人工島】 著:ジュール・ヴェルヌ

動く人工島
出版社:東京創元社
形態:単行本(初版1978年)
発表年:1895年
翻訳者:三輪 秀彦
原題:L'Île à hélice
他出版社:なし
ジャンル:SF
シリーズ:なし


【あらすじ】
なんと、そこは島だった! 旅のさなか、フランスの有名な四重奏団の一行が連
れてこられた都市は、科学技術の粋を集めて建造された動く人工島だったのだ。
やがて島は南太平洋をめざして陸をはなれ、4人もいつしか奇想天外な旅を楽し
みはじめるのだが……彼らの行く手には、大海賊が今や遅しと手ぐすねひいて
待ちかまえていた!

陽気なフランス人4人の四重奏団の一行が秘密裏に連れてこられたのは動く人工島
だった・・・というお話で内容的には子供向けSFファンタジーということになるのかな
人工的に作った島を一つの町にして島ごと海を自在に航行しているという内容です。
その辺の科学的なことも描かれてはいるけど今の知識で考えるとそれでは無理って
話です。
当時は大まじめだったかのかもしれないけど今読むとギャグですね、こういう作品は
そういう部分を楽しむののも一つの面白さですよね。、島を舞台に四人の主人公たち
と町を二分している一族の対立などが描かれており人食い族に合いたくてたまらない
一行など結構笑えました。
海底二万里などの硬派な作品と比べたらかなりライトな作品ですよ、それだけに
ヴェルヌの硬派な作品から入ってる方が読むとつまらなく感じるかもしれないですね
ただ人工の島を作り科学の力で海を移動する町という発想は面白いよね

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