【MOVIE】 CURED キュアード
【制作年】2017年
【鑑賞】DVD
【制作国】アイルランド / フランス
【上映時間】95分
【原題】THE CURED
【配給】キノフィルムズ
【原作】-----
【監督】デヴィッド・フレイン
【出演】 エレン・ペイジ / サム・キーリー / トム・ヴォーン=ローラー
ポーラ・マルコムソン / スチュアート・グレアム
【あらすじ】
人間を狂暴化させる病原体による混乱から6年後。治療法が発見され、人間に戻
った元感染者たちは社会復帰することになる。しかし、ゾンビだった時の記憶
を持つ彼らはPTSDに苛まれていた。
パンデミック収束後の問題を取りあげた作品となっています。
最近PS4の『ラスト・オブ・アス』をクリアしたので実際にモデルではなかった
のですがヒロインのエリーを思い出してしまい感慨深げに見てました
この作品はゾンビ映画ですがゾンビメインでは無いです
ゾンビ映画らしくなるのは終盤だけで基本的に治療法が発見され多数のゾンビが
正常化し社会に復帰していく様を描いたドラマ制の強い作品となっています
悲しいのはゾンビから戻ってもゾンビでいる間の記憶がちゃんと残っている
というところですね
そしてゾンビと言ってもウィルス系で系統としては『28日後・・・』に近いと思い
ます。

感覚としては28日後で28日後に収束してからの話という感じでしょうか
感染者というのは終盤まで数人しか登場しません
パンデミック中の恐怖と感染者に近親者を殺された恨みなどが爆発し元感染者を
社会復帰させることに不満反対する人たちと彼らに差別される元感染者
パンデミックが収束しても立場が変わっただけで結局は感染者よりも人が怖い
という感じになっています
エレン・ペイジさんはそんな元感染者だった義理の弟を受け入れて子供と
暮らす賛成派になります
彼女の夫も感染者に殺されてはいますが・・・

元感染者と言うだけで怒る暴力と差別に我慢できなくなった彼らはとうとう
テロを起こしてしまいます。
人に戻ったのに人に受け入れられない彼らの怒りはわかりますがあれはやって
はいけない・・・
ゾンビ映画で最後には沈静化という終わり方はありますが
その後を描いた作品はほぼないのでこの作品は妙にリアルで面白かったです
ただ横道なゾンビ映画ではないのでそれを期待しちゃうとつまらないと思いま
す。

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