【マドンナ】 著:クライヴ・バーカー
出版社:集英社(初版1987年)
翻訳者:宮脇 孝雄
発表年:1987年
原題:The Madonna.
単行本:なし
他出版社:なし
ジャンル:ホラー
シリーズ:血の本
【あらすじ】
閉ざされたスイミング・センター。そのプールに棲息する全裸の女たちが腕に抱いて
いたのは、得体の知れない粘液まみれの赤ん坊、謎の美女マドンナの子供だった。
満々たる水底深く、異相の迷宮へと男をいざなう表代作。落書きになう表題作ヘ
レンが味わう死の恐怖を描く「禁じられた場所」、奇怪な化け物に変身する同房者
夜ごと夢に現われる死者の街―囚人クリーヴの異様な体験を通して人間の《生と罪》
の源を解き明かす「夢の中」他、全4篇を収録
この作品は貧民街の落書きに魅せられた主人公が落書きに書かれていた噂を食い
物にするキャンディマンという怪物に襲われるというお話でした。映画の「キャンディ
マン」とはまた違うのかな?
『マドンナ』
表題作ですね、閉鎖されたスイミングプールに生息する全裸の女性と奇怪な子供を
産む物体のお話です。
全裸の女性とまぐわうと女性に変身するわけで女性にあこがれる男性のかたには
お金がかからずに完全な女性に生まれ変わることができますよ
『バベルの子供達』
この作品はホラーではなかったです。サスペンスでもないかも世界を皮肉ったコメデ
ィですね、主人公の女性が面白い性格で魅力的でした
世界を動かしていたの世界各国の首脳ではなく監禁された老人達だった。
しかも閣議決定はカエル競争やトランプゲームだった・・・この秘密を偶然敷地に迷
い込んだ主人公が知るのでした。
『夢の中』
死人には通る道がある、そして町もあるそこの住人達は死人である少年の囚人と
主人公が知り合ったことで主人公は死人の住む町の夢を見て謎を解明してしまう・・・



