【NOVEL】 夜光怪人 [著] 横溝正史
【著者】横溝正史
【出版社】角川文庫
【初版】1978年
【形態】文庫
【シリーズ】金田一耕助シリーズ
【ジャンル】ミステリー
【あらすじ】
つば広の帽子にダブダブのマントを着込み、表情のない顔をした怪盗・夜光怪人
は、全身からホタル火のような妖しい光を放っていた。その怪盗は、七色の真珠
の首飾り『人魚の涙』を強奪すると、次に元伯爵・小宮春彦氏秘蔵のダイヤの
首飾りに狙いをつけた。古宮氏の依頼で警備にあたった新日報社の三津木俊助
記者だったが、夜光怪人に裏をかかれて失敗。そして、ついに金田一耕助が事件
の解決に乗り出したのである…
ページ数は少なく3作品収録されています
表題作の夜光怪人は中編で残りに2編は短編になります。2編の短編はすごく短い
ですね、夜光怪人はその名の通りのすごく目立つ怪人で世間的にもすぐ話題になり
その姿からも目立つのですぐ見つかります
しかし怪人もそのことはわかっていていろいろ対策していますね
目立つこととで夜光怪人だと認識させる捜査の目はそちらに目が行くという感じで
すね
金田一作品ですが登場は遅く出てきてからも描写的に違和感を感じてましたが
調べてみると元々は由利先生のシリーズだったようで単行本化の際に
金田一に変更していたようです
後半は極門島にたちよるシーンもありなじみの登場人物も出てきて思わず
にんまりします。
残り2編もかなり短い短編ですのでトリックなどもわかりやすくなっており
それはそれで面白かったです
また夜光怪人を検索したら江戸川乱歩さんの『蛍光人間』もでてきて興味を引か
れました。
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