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ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
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【青ひげの花嫁】 著:カーター・ディクスン

青ひげの花嫁
出版社:ハヤカワ書店(初版1982年)
翻訳者:小倉 多加志
発表年:1946年
原題:My Late Wives
形態:ハヤカワミステリー文庫
他出版社:なし
ジャンル:ミステリー 
シリーズ:ヘンリー・メリヴェール卿


【あらすじ】
牧師の娘、音楽家、占い師、そして四人目は……謎の男ビューリーと結婚した女
たちが次々と消えた事件に、住民は”青ひげ”出現と震え上がった。 しかもビュ
ーリーは警官の張り込みのなか、死体と共に忽然と姿を消したのだ。 11年後、あ
る俳優のもとに何者かから脚本が送られてきた。それは、警察しか知りえないビ
ューリー事件の詳細を記した殺人劇の台本だった!


この作品は犯人当てですね、それと同時に殺した女性の死体処理の謎というとこ
ろでしょうか、読んでみて結構おおざっぱな感じがしてあっさり殺人鬼の正体が分
かっちゃいました。
キャラクターの設定などは面白かったんだけどあまり生かせてなかったなと思う
女性脚本家のベリル嬢などもっと事件に絡ませても良かったのでは?と思った。
ダフネ嬢の扱いもおおざっぱだったし今回は全体的に性急すぎたのではないかと
思う・・殺人鬼ビューリーの正体には無理がある、正体というか人物は良いけど変
装がねHM卿のシリーズはこういう作品が多い気がするんですよね・・・

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