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【クローディアの告白】 著:ダニエル・キイス

クローディアの告白 book225.jpg
出版社:早川書房(初版1995年)
翻訳者:秋津 知子
発表年:1986年
原題:Unveiling Claudia
形態:単行本
他出版社:なし
ジャンル:ノンフィクション 
シリーズ:なし


【あらすじ】
1982年夏、作家ダニエル・キイスのもとに若く美しい女性が訪ねてきた。4年前に
連続殺人事件の容疑者として逮捕され、後に無実と判明し釈放されたクローディ
ア・ヤスコーだった。今こそ事件の真相を語るから、その話と彼女自身のことを本
にしてほしいという。やがてキイスが話を聞くうちに、クローディアは精神分裂病
に長年悩んできたことが明らかになっていく。


ダニエル・キイスの『24人のビリー・ミリガン』に続く精神分裂病を題材にしたノンフ
ィクション作品です。
1978年におこった22口径連続殺人事件で容疑者として逮捕されたクローディアと
いう女性、彼女は自分は犯人を知っていると警察に名乗り出て供述で犯人しか知
らないはずの現場の状況を細かに語ったことと警察の焦りから容疑者として逮捕
されてしまいます。
でも実は彼女は精神の病でとても忘れっぽく集中できない女性でした後に真犯人
が捕まり彼女の無実は証明されたのだけど謎がたくさん残っていました
なぜクローディアは現場の状況を事細かく言えたのか物忘れのひどさに空想癖の
ある彼女はとても心優しく思いやりがある女性です。
他人の死を悼み祈りを捧げたり分裂症という病気でなければすばらしい女性です。
彼女の欠点は空想癖により自分が追い詰められる方向に持って行く癖でわざと一
癖もある男性と一緒になったりいかがわしいお店で働いたりしてしまうんですね
そして一緒にいる男性に殺されるという妄想にとりつかれたりします。
そして純粋なのでだまされやすく感化されやすいのでカルト教団などに入信してだ
まされたりするのです。
今回キイスさんが彼女のノンフィクションを書くことになったのは彼女が釈放されて
四年後彼女自身がキイスの前に現れ自分のことを作品にしてほしいといってきまし
た。
事件は解決すみではある物の多くの謎が残ったままであることクローディアの分裂
症という病気のことも踏まえてキイスは彼女の話を聞き記憶を呼び戻させることに
なります。
足かけ2年かかったそうですが彼女の記憶は全部蘇り事件での彼女の関連性や
犯人たちとのつながりそして最大の謎であった彼女がどうして事件の詳細を知って
いるのかという部分も判明しました
彼女の忘れっぽさとのらりくらりと嘘をつきなかなか進展させないクローディアにや
きもきしましたが最後まで興味深く楽しめました
読んでいて思ったのは彼女は分裂症ではない気がしました。
なんか違うんですよね・・・・上巻では22口径連続殺人事件に携わった人たちなど
の写真が掲載されており当時のクローディアと本が刊行された1986年のクローデ
ィアが写っていました。
凄く綺麗でスタイルもよく魅力的な方です。

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