【NOVEL】 透明人間は密室に潜む [著] 阿津川辰海
【著者】阿津川辰海
【出版社】光文社
【初版】2022年
【形態】文庫
【シリーズ】ノンシリーズ
【ジャンル】ミステリー
【あらすじ】
透明人間による不可能犯罪計画。裁判員裁判×アイドルオタクの法廷ミステリ。
録音された犯行現場の謎。クルーズ船内、イベントが進行する中での拉致監禁―。
絢爛多彩、高密度。ミステリの快楽を詰め込んだ傑作集!
います
表題作の『透明人間は密室に潜む』は特に設定が面白いですね
透明人間化という病気が常識的になっており透明人間が認知されそれ用の
法律もあるという世界で透明人間が犯罪を犯したらどうなるんだろうというのを
描いています
姿が見えないと言うだけで他は人間と同じというわけで透明人間が潜んでいるかを
確かめるには身近な物では色水をかける、不通の水をかけてもわかりますよね
施設内にはサーモグラフィーを設置するのも効果的ですよね
探偵役がそれらを使わずに密室に潜んでいる透明人間を捕まえるというところが
面白かったです
『6人の熱狂する日本人』
この作品はアルアイドルにかんする事件の裁判員による裁判の姿を描いており
集められた裁判員がそろいもそろってこの事件のアイドルのオタクだったという
設定で最後の落ちまでとんでもないです
『盗聴された殺人』
この作品は探偵物で探偵の助手が主人公で非常に耳が良いという特技を生かして
事件を解決するという内容です
『13号室からの脱出』
リアル脱出ゲームと船上ミステリーをうまく融合されており面白かったけど
最後の種明かしは不要だったと思う
実は自分は二人以上の天才でそもそもこの計画を裏で操って意のは自分だった
という下りですね
あれは余計です
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