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ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋

ねむりねこが大好きなレトロゲームと小説と映画のお話です。
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【最も危険な場所】 著:スティーヴン・ハンター

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出版社:扶桑社(初版2002年)
翻訳者:公手 成幸
発表年:2001年
原題:Pale Horse Coming
単行本:なし
他出版社:なし
ジャンル:ホラー
シリーズ:アール・スワガー


【あらすじ】
1951年、州警察巡査部長アール・スワガーの親友サム・ヴィンセントはある人物の
消息調査の仕事を引き受けた。サムが調査に赴いたのはミシシッピ州ティーブズと
いう黒人町。そこにある有色人種用の刑務農場は、一度入ったら生きて帰れないと
黒人犯罪者のあいだで噂されている所だった。到着早々、彼は地元保安官に不当
逮捕される。だが、後からやって来たアールの助けでサムは脱出に成功した。一方
、あとに残ったアールの方が追手に捕まり、看守と囚人の双方から凄絶な暴行を受
けることになった。


今度のお話はどこかしら黒沢監督の「七人の侍」を彷彿させられましたでもあちらの
人にしたら「荒野の七人」になるのかな~
黒人受刑者に酷い仕打ちをしている刑務所がありその不正を若きサムさんが情熱
を持って何とかしようと奮闘するも逆に捕まってしまう、友人のアールはサムさんの
救出に向かい・・・というストーリーで脱出後その刑務所を壊滅させるためにアール
はメーンバーを募って立ち向かうんですがまさにって感じでした。
ただ今までのシリーズとはずいぶんと違った感じになっていてエンターテイメントに
飛んでるかわりにこれまでのどんでん返しというか読み応えは無かったです。
ボブ・リーのお父さんアールの最後の物語だけにもったいないな~と思いました。

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