【NOVEL】 倒錯のロンド
出版社:講談社
初版:(1992年)
形態:講談社文庫
単行本:(1989)
他出版:なし
シリーズ:倒錯シリーズ
ジャンル:ミステリー
【あらすじ】
精魂こめて執筆し、受賞まちがいなしと自負した推理小説新人賞応募作が盗まれ
た。―その"原作者"と"盗作者"の、緊迫の駆け引き。巧妙極まりない仕掛けとリ
フレインする謎が解き明かされたときの衝撃の真相。
盗作された側と盗作した側の攻防を描いているんだけどとにかく登場人物が醜い!
これは容姿のことではないです
実際にこの作品中の心理はありえない、ありえるとしたら誰もが狂ってるとしか言い
ようがないですね、そういった不愉快な狂気の世界をお互いの視点で描かれていま
す。
折原氏得意の主人公の日記などを織り交ぜながら叙述を駆使してます。
ポイントは盗作者と作者をきっちり把握することですね、真相は確かにビックリしたし
面白かったけどそれまでの展開は不愉快きわまりないので好き嫌いが別れるところ
かもしれないですね、だからこそ倒錯の世界なのかもしれないです。




